HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

蔓延し始めた豚インフルエンザ

自己責任という言葉に全てが帰結するが、それにしても「飛んで火に入る夏の虫」だ。

この虫の神経は心臓ペースメーカーを付けた病人の隣で携帯電話を平気でするレベルだ。

誤動作する機械を付けた人が悪いとか、そういう人に遭遇しないとかいう理由をあげつらうのだ。

更には、飛び込んだ瞬間に火が弱まるとか、近道だとか、予定コースだからだとか言い訳を

きっとする。

検疫も発熱がある人は簡易検査キットで陽性に反応するとつい最近まで認識していたが

その認識が間違っていたのには、我ながら驚いた。

関西で大部分の患者が出ているのは、寝屋川が発祥元ではないのかと思う。

寝屋川はカナダからわざわざお持ち帰りになり、その後に

検疫をすり抜けた高校生が地元に持ち帰り、それが徐々に拡散して行ったのだろうと思う。

そういう意味では検疫の失敗だ。

弱毒性だからよいとか、季節性と同じだからよいとか、経済が破綻するから仕方がないとか

言い出したが、何かおかしい。

また、検疫を縮小するとか、中止するとか言い出しているが、これなど全くおかしい。

極めつけは、諸外国ではマスクをしていない、しているのは日本だけで、騒ぎすぎだとか

言い出したが、これもおかしいだろう。

極めつけは、検疫をすり抜け、発熱外来でも陰性と言われた東京の女性の方が、納得せず

発熱外来を再受診し、豚インフルエンザと診断されたようだが、これは彼女の家族に

感謝する以外にないが、ほったらかしの家族がいて、蔓延させたのだろう。

突然変異しないとか、ワクチンがあるといのなら別だが、治療薬だけしかない状態では

人数が1万人になろうが10万人になろうが、隔離する必要があるのではないか。

アホな方がタミフルが3200万人分あるから安心ををいうコマーシャルをしているが

3200万人がこの病気に掛かると、死亡率が0.04%だとしても、12800人が死ぬ。

少ない人数ではないとおもうが、どうも頭の構造が違うようだ。

また、経済が混乱するようなことを言うが、工場等の閉鎖は1~2週間ぐらいだろう。

この閉鎖で経済が混乱するようでは、大地震が来ると、破滅という結論になる。

そういう事はないだろう。

大坂、兵庫の人が智恵のある虫なら、火が1~2週間で収まるなら、火が収まるまで

一斉に禁足でもしたらどうだろう。

国の方針変更が、安物買いの銭失いにならない事を切に望む。

「県人の気質かな」で書いたが、徳島の方針は的を得ていたようだ。

予防保全というか、君子危うきに近寄らずの気持ちが伝染病を終焉させる唯一の手段だ。

洗足高校の校長が泣きながら高校生を擁護していたが、違うだろう。

責任を問われるのは、そういう危ない地帯に出した校長や学校の責任で、その責任は

地域住民を不安に陥れたという点にあるというにに気付いていないようだ。

巻き添えを食らうのは、病気を持った地域住民と休校や休業にされてしまう人達なのだ。