HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

豚インフルエンザの自宅療養

豚インフルエンザが大坂、兵庫に蔓延し、手に負えなくなったので自宅療養に方針を切り替

えるような動きがある。当然といえば当然だが、巷に伝えられている理由と私の考えは違う。

私の考えでは

1)高病原性インフルエンザが蔓延した場合も自宅療養しか方法がない

2)経済優先とは云わないが、100万人程度の死者がでても仕方がない

3)専門家という仮面をかぶった素人の意見を聞いている間に全てが終わる

という事だ。

特に3)はJCOの事故の時がそうで、バケツの中でも核分裂が起こるという事を原子力委員会

だったかの人達は理解できなかったという事例がある。

1)と2)はどこかのブログで以前に似たような事を書いたが検索できないのが残念だ。

今回の拡散での失敗は、寝屋川市の高校の生徒が豚インフルエンザをカナダより持ち帰った

時、その高校と教職員全員を拘束すべきであったが、出来なかったかしなかったことだ。

当然、同じ飛行機に乗った全員も停留させるべきだったのだ。

香港だったかで、ホテル全体を封鎖したような処置が必要だったのだが、国情の違いで

できないだろうことは分かる。

テレビ報道で首都圏で豚インフルエンザがでてないのが不思議だと報道していたが、当然

だろう、彼等の住所地でまず蔓延するのは。

別な立場に立てば、高病原性インフルエンザが蔓延した場合の対策検証という意味合いで

大坂、神戸を封鎖するのも実験だが、そういう発想をする責任者はいないのだろうか。

イメージは大坂、兵庫の県境を自衛隊等で封鎖して、脱出を試みる者は射殺してしまうと

云う映画や漫画みたいな行動計画だ。

鳥インフルエンザ、高病原性インフルエンザという病名では、封鎖する者も活動するだろうが

これが天然痘のような伝染病のパンデミックとなれば、機能するのだろうか。

素朴な疑問だ。

結論は自分の命と健康は、自分で守れという事だろう。

そうは言っても難しい。

今日、娘が子供と遊びに来るというので、病気をうつされると不味いので、「来るな」と伝えろ

と妻に言うが、伝えないのだ。

さりとて、自分で伝える勇気がないのだ。

そこで、逃げ出そうとしているのだが、避難先がないのだ。

首相や大臣や知事や市長の決断が鈍るのと、要素は違うが同じような理由なのだろう。