HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

宮崎県の逡巡

家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」問題で県の無能力と身勝手さが露見してしまったようだ。

最初に分かった時、疑いを持った時に封鎖をすべきだったのだ。

予防保全の考え方だが、今となっては、どうしようもない。

気持ちは分かるのだが、ワクチン注射も補償金で、1日遅れたようだし、種牛の処分も特例を

認めろと、法律を無視して、処分をしないようだ。

前回は38頭(?)の処分で押さえ込んだようだが、その時の県職員は、凄い判断をしたのだろう。

多分、知事もそれを瞬間的に認めたのだろうと思うと、その違いは歴然として、恐ろしいぐらいだ。

行政の長、関係部署の長が、クビ覚悟で動いた成果だったのではないだろうか。

今回は、農家も油断したのだろう。

想像以外の何ものでもないが、前回は、

1)農家に呼ばれた獣医が疑問を持ち、県へ報告

2)その時点で県は禁足を指示か要望

3)兎も角、周辺の消毒を実施

今回は、

(1)農家に呼ばれた獣医が疑問を持ち、県へ報告

(2)その時点で県は様子見と判断

(3)国に遺伝子検査を要望

(4)異常判断で処理を開始

となり、その差が拡大になったのではないのだろうか。

それとも、前回は偶々で、全くの幸運だったのだろうか。

都道府県でも発生する可能性があるだろうから、事実関係をはっきりさせたがよい。

真面目にやってきた農家が、最大の被害者だ。

何とか牛といっても、所詮は宮崎牛というのにも驚いた。

生まれた所や親には関係なく育った所がブランド名になるようだが、そんな事でいいのだろうか。

日本で育てば日本人、両親が外国人でも、人間と牛は違うか。

宮崎牛が全滅しても構わないという筆者の意見なのだが、県内の牛や豚を全頭殺処分してもよいの

ではないか、これ以上、伝染が広がるならば。

10年ぐらい美味しいといわれるお肉が食べられなくてもいいじゃないか。

しかし、本当に人間にうつらないのだろうか。

昔、10年ぐらい前は、鳥インフルエンザは人間にうつらないと言われていたが、去年がうつるという事で

大騒ぎしたが、ウイルスが原因なら変異して、うつるようになると思う。

特に豚が絡んでいると不味いように感じるのだが、、、、、、、、、、。