県知事が運転再開に慎重な姿勢を見せ、運転再開時期が見えなくなったという報道を見て
がっくりしている。
柏崎原発7号機は原子力関係技術者としての最後の仕事なのだ。
最後の仕事なのだが、最後まで担当したのではなく、現地据付までで、実際に原子炉を起動した
運転で稼動している所を見る前に異動や退職があり、自分の設計したものが、どうなのか
知りたいというか、見てみたいのだ。
見るといっても、モデルなので、表示装置を通して視覚的にデータを加工したものしか見えない為、
操作盤を操作をして見たいのだが、許される分けがないのは明らかなので
それで、一般見学者として見学し、東電職員氏の評判を聞いて見たいという希望がこれで
またまた遠のいたからだ。
ただ見るだけなら、元同僚に頼めば、いつでも入構できるだろうが、それでは本当の所が分から
ないと思うからだ。中央制御室を中からではなく外から知らん振りをして見学したいのだ。
モデルは、設計コードの三次元拡散モデルをそのまま移設、故に、殆どの事はシミュレートできる
のだ。また、追従性も制御棒を動かすたびに、モデルを動かしても追従可能な処理性を持たした
はずなのだが、この目で確認していないのが心残りな上、
予測計算もどのぐらい現実と合うのかこれも自分で確認してないのがこれまた残念なのだ。
1000円で高速走り放題で、ドライブに行くのも適当な距離だし、
残念なことだらけだ。
そういう意味では、気楽な失業ではなく、心残りな失業であった分けだ。