HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

うじゃーっと出たぞ大腸菌が

3000何百個の大腸菌が水質検査で検出されたが、誰も信じないのだ。

信じられる分けがない。

前の晩に、20PPMを越える次亜塩素酸ナトリウムで一晩中、消毒した後に、新しいお湯を入れ、

薬仁を投入、その後に、非塩素系の殺菌剤を投入した所で、採水したのだが、

この採水したお湯を培養したら、大腸菌がうじゃーっとでたと検査会社が言うのだ。

同じ時に、別の検査会社も来て、採取、これはレジオネラ菌の検査なのだが、レジオネラ菌

出なかったのだ。

レジオネラが出ずに大腸菌が出るような事が考えられるのかと、検査会社に聞くと、「考えられる」という。

よくあることだともいう。

確かに、誰か一人でも入浴した後なら、そういう事もあるだろうが、誰も入浴していないのだ。

だって、採水したのは、営業開始、1時間前なのだ。

一抹の不安は、前の晩に本当に次亜塩素酸ナトリウムを投入したのかということなのだ。

翌日の早番は私、確かにろ過器は回っていたので、塩素は入っていると思ったのだが、手を

抜くのが、普通の事のように云う人だったので、不安なのだ。

検査会社も悩んだのだろう、此方から再検査を要求するとすんなり了承、当然、無料だ。

原因を突き止める必要があるので、

1)高濃度の塩素を排水し、その後に注水したお湯を採水し、検査する

2)注入したお湯に薬仁を投入した後で採水し、検査する

3)非塩素系の殺菌剤を投入した後で採水し、検査する

1)2)3)の全てを検査したのだが、大腸菌は検出されず。

当然だろう、これで検出されると、塩素剤も非塩素剤も効かない大腸菌がいることになってしまう。

再現されなくほっとしているのだが、すると、原因は、

1)前の晩、高濃度の塩素剤を投入せずに、ろ過器を回していた?

2)薬仁に大腸菌がいた?

3)検査会社が何かしらミスをした

となるのだが、1)だと、新しいお湯を入れたときに、次亜塩素酸ナトリウム溶液を少し投入し、殺菌を

しなかった私のミスとなる。

2)だと、以前は、薬仁を一度、煮沸した後で、浴槽に投入していたのだが、これを中止してしまったのが

原因となってしまう。

3)だと、一番よいのだが、そういうミスをするものだろうか。

原因は不明のままだ。

この問題で、気付いたのは、イオンによる殺菌装置を停止しては拙いという事だ。

停めた理由はよく分らないが、館長と部長が相談し、停めたのだ。

実際に電源を切ったのは、同僚の一人なのだが、その時、本当に問題はでないのかと問い詰めたが

館長と部長の指示という事で押し切られてしまった。

今は館長と部長を無視し、再稼動させたのだが、停める事を進言した理由と了解した根拠が不明なのだ。

非塩素剤の効能に一日に二回投入すれば、殺菌効果が維持されるとあるが、なにも、今まで使って

いた装置を止めることはないだろう。

省エネよりも安全性優先だと思うのだが、管理者はそうも云ってはおられないのかも知れない。