HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

漂流する若者達の救済

まず、政府が行うことは、彼等に定住の場所を貸与することで、職を与えることではない。

賃貸マンションをイメージすると、よく分ると思う。

1Rか1Kぐらいで、当然風呂、エアコン付で、賃貸料が3万/月ぐらいでだ。

保証人不要、現在の職業有無を問わず、且つ、内線でもよいから家電付きでだ。

当然、住民登録も許す度量も必要だろう。

当然、交通の便がよくて、日雇い等の場所へ移動しやすくなければならない。

上記のような施策がないと、ワーキングプアやその予備軍を救えない。

ネットカフェや路上で寝泊りする若者は、案外独立心が強く、束縛されることを嫌うのだろう。

住みかの次が仕事の紹介だが、これはハローワークでよい。

ハローワークがそういう住みかに出張所を開けばよい、来いでは駄目だ。

そこで少しずつ、よい職を階段を上るように斡旋すればよいだろう。

国有地や公有地に、10階建てぐらいの建屋を建てればよいのだ。

当たり前だが、ワーキングプアでなくても、親の支援がない学生等が入居してもよいだろう。

短期滞在の観光客が入居してもよいかなとも思う。

これは、入居者を特定の人達で占めると、新たな偏見がでるからだ。

1Rマンションのオーナー達は困るだろうが、彼等が困るような施策をしなければ、駄目だ。

甘やかしすぎと感じる人もいるだろうが、就職にはその働く場所近在での住所がまず必要、

住所を作るには住みか、住みかを見つけるには、仕事が必要なのだ。

親が保証人になるにも、職業が必要で、これがまた難しいのが現実だろう。