銃による犯罪を減らすために、銃刀法の刑罰を見直すそうだが、そんなことで犯罪が減ると
は思えない。
銃を使い人を殺した場合は無期又は死刑と決めても、減らないと思う。
銃を使う人間は躊躇するだろうが、それではナイフでやるとはならず使うだろう。
特に相手が自分より強い、多い場合とやるという気持ちに満ち溢れている時には必然だろう。
減らす方法はニーズを取り上げることだ。例えば、
ハンターから銃を取り上げるには、全国を禁猟区にし、撃てなくすると、手放す。
シューターから取り上げるには、射撃場を遠くて、高くて、少なく且つ、装弾を昔並みの価格
にすればよい。
マニアから銃を取り上げるのは難しい。
逆説的だが、ピストルの所持を合法化し、既許可銃のように管理するしかない。
こうすることで、密売人から商売の種も奪え、所持者も把握できる。
暴力団から銃を奪うのは、抗争の数を減らすしかない。持っていても仕方ないという雰囲気を
醸し出すしかない。匕首や日本刀による犯罪は大目にみるとかも必要なのかも知れない。
外国人犯罪者から銃を奪う手はないだろう。彼等を国内に入れないことぐらいしかない。
また、銃を人に向けた瞬間、撃たれても仕方がないという世間の風も必要だろう。
具体的には、愛知の事件などの場合、負傷した警官を救出中に犯人が発砲した瞬間に
警察官が彼を射殺しても、問題にならないという風だ。
いやいや、最初に警察官が撃たれた瞬間に同僚が犯人を射殺するのが妥当かも知れない。
問題は、どちらが先に発砲したか、どちらが先に銃を向けたかでもめる可能性があるし、
警察官といえども、人は撃ちたくないだろうし、逆にすぐ撃つようになってもこれまた困る。