HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

前立腺ガン手術の経過(3)

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2月21日(火)は入院3日目で、手術日だ。

06:29 看護師による体調確認

  体温 36.5

  血圧 115-65

  酸素 97

07:40 浣腸

  すぐに出た、トイレからナースコールし、看護師が確認

08:06 体重測定、75.0KG

  当然、朝食なし

08:54 点滴交換と体温、血圧測定

  体温 36.6

  血圧 123-72

09:01 アンシルクプロJをはく

09:30 妻が到着

09:49 医師回診、腹の傷の有無を確認

 アンシルクプロJの履き方が違うと妻が云うので、修正したが、

 更に間違っていた。多分、手術室の看護師が直したと推測

10:07 手術着に着替え

 硬膜外麻酔を11時から麻酔科で、行きは歩き、帰りは車椅子でと告げられる

 車椅子使用は病室に戻る際にコケルと不味いからだそうだ

11:00 娘が手術立会いに来る

11:15 麻酔科呼び出し

背中に局部麻酔をして、管を背中に管を差し込んだだけ、痛くはないが不安一杯

11:40 車椅子で病室へ戻る

12:15 体温と血圧測定

  体温 36.8

  血圧 133-78

13:00頃 手術室へ車椅子で移動

妻と娘が一緒に移動したかどうかは全く記憶にない

以降は記憶にある事を後で記録した事

手術室入り口から、どれがダビンチがキョロキョロするが、雑然とした手術室で分からず

車椅子から手術台へは自分で上がる。その後にパンツとパジャマのズボンを脱がされた。

麻酔をしますと言われて、効かないなと思っている間に、スーと記憶が消えた

手術中、夢など見なかった

意識が戻ったのは、

手術が終りましたよという呼びかけと、ストレッチャーで施術室外へ移動している

時と想像するが、主治医が、奥さんが写真を撮ってましたよと教えられた時だが、

その後、病室までの記憶はない。

病室で家族と話したらしいが、記憶にない。

ただ、もの凄く寒かった。譫妄かも知れない。

足は暖かいが、上半身は凄く寒く感じ震えていた。

時間が前後するが、以下は妻がノートに記録した内容だ。

13:10 手術開始というPHS連絡有り

16:15 手術終了

主治医より報告あり、内臓脂肪多い、化膿しやすくなるので長生きしたければ

内臓脂肪を減らすように云われた。

手術は無事終了、輸血なし、前立腺の右側は綺麗、肉眼では腫瘍は分からず。

膀胱側に腫瘍があったらしい。

17:10 病室へ戻る(身体のチェックの為に本人だけ)

17:25 家族が部屋に入る

17:35 チェック

体温 36.4

血圧 124-78

唾がでる、本人は痰と言うが痰ではない

左鼻に管、酸素口、足にマッサージ器

18:35 チェック

  体温 36.4

  おなかが動いている

  電気毛布の温度を弱と強の中間にセット

18:58 オナラが出た

以下は自分の記憶。

何時まで家族が居たか不明、記録してないのだ

XX:XX 大量の汗が出るが寒気あり

XX:XX 看護師が電気毛布を切り、首に撒いていたタオルを外すというのを了解

XX:XX 以降、安泰

痛みは全くなし、硬膜外麻酔の効果なのだろう。

痛ければ鎮痛剤を処方すると言うが、痛みなし、長年の腰痛も消えた。

尿道カテーテル全身麻酔時に挿入したのだろう、気付いた時は入っていた。

入れた尿道カテーテルの太さを確認しようとしたが、聞く勇気が最後まででなかった。

小学生サイズだと教えられると、立ち直れなくなるからだ。

手術の具体的手順は、貰った資料によると

1)全身麻酔+硬膜外麻酔

2)腹部にトンネル設置

3)25度の頭低位にして、ロボットのドッキング
 頭低位にするのは大腸他を移動させるためらしく、この移動がないと手術は
 出来ないらしい。この場合は回復手術に変更らしい。

4)腹膜の切開と前立腺前面の剥離・展開

5)前立腺と膀胱の間を切断、膀胱・前立腺の背面にある精嚢、精管を剥離

6)残る前立腺組織と尿道を切り離し、前立腺・精嚢・一部精管を摘出

7)膀胱と尿道の再吻合(尿道カテーテル挿入)

8)排液用のチューブ挿入

  *中途で所属リンパ節郭清を行う

  *手術時間は準備も含めて5-6時間

3月12日 追記
 写真1:背中にした硬膜外麻酔の管、この菅は胸まである

 写真2:酸素マスク、記憶では冷たい気体が流れていた

 写真3:足のマッサージ器、これは気持よかった

 写真4:血の混じった尿