イタリアで憲法改正の国民投票が行なわれ、結果は否決。
普通の判断だと思う。
”イタリア憲法改正案のポイント”
http://www.sankei.com/world/news/161205/wor1612050020-n1.html
上記記事によると憲法改正のポイントは、
1、上院の議員定数315を100に削減
減らしすぎな感じもするが、減らすのはよい方向だろう。
2、上院議員は、市長や州議員ら地方の代表者で主に構成。
市が100しかないと思えないし、州議員からどうやって選ぶのだろうと思うと、疑問だ。
3、法案審議や内閣信任・不信任決議採択の権限を下院に限定。
何のために上院を残すのか意味不明、なくした方がよい感じ。
4、上院は下院で可決された法案の修正を提案できるが、下院は修正を拒否する権利を持つ。
3の意見と同じ。
5、州が持つ環境や運輸、エネルギーなどの行政権限を国の専権にする。
これは良いような感じもするが、現状不明なので何とも言えない。
日本での憲法改正も同じ末路だと思う。