隣の地盤改良工事を見ていて、感じた事だが、本当に地盤改良って必要なのだろうか。
我が家も隣も、その隣も、ま、周辺といってよいのだろうが、どこも家が傾いたとか窓が閉まらなく
なったとか云う話は聞かない。
唯一聞いたのは、以前、何かのブログで書いたが、造成工事だったかで、ブロック塀が傾き、玄関ドア
の開け閉めに障害がでたという話は聞いた。
ただし、影響するお宅は崖に面して9軒あるのに、1軒だけ。
このお宅、我が家とは仲がよいのだが、口うるさいので有名。
防護壁を取り崩す時に傾いたのか、もの凄い振動がしたというので、そのせいかかも知れないが、
私が見た所では、気にすれば気になる程度傾いているし、ヒビも入っている場所もあるという感じか。
当然、業者は否定。
さて、こういう地盤の”ブロック塀が傾いた”家の近所の地盤調査で、10mぐらいの深さを調べても
意味がないように思うし、杭を打ち込むにも硬い地層に行き当たるのは深すぎて難しいだろう。
という事は意味がないということではないのか。
他家の事はともかくとして、我が家の地盤調査も意味があるのだろうか。
何千年か何万年か分からないが海底が隆起して出来た山、そこを平ら切り崩して宅地にしている。
多分、陥没するならするでとっくにしていると思うのだ。
何千年か何万年+1年目が明日かも知れないが、そういう事態が起こった時に地盤改造が有効に
作用するとは思えないのだ。
山も崩れるし、山も陥没するのは理解するが、そのためには土砂が流れる所がなくてはならない
だろうが、いまや、新しい大規模造成があり、土砂の流れ先がないに等しい。
隣の団地の調整池まで土砂が流れるという事態も考えられるが、それはもの凄い大規模陥没で
あると想像できるし、この時、地盤改良が役立つとは思えない。
一体、隣は住宅建設業者からどういう説明を受けらのだろう。
班の集まりである8月のバーベキュー会で酔っ払ったところで聞いてみようと思う。
隣の家はセンチュリーホームの総二階建ての様子。
基礎はべた基礎。