長崎知事選、町田市長選挙に負けた。昨年の衆議院選挙前には、青森、千葉県知事選に
負けている。その後の衆議院選挙では民主党が大勝した。
去年の政党支持率は、自民党の方が高かったように記憶、今年は、民主党の方が未だ高いようだ。
今回の参議院選はどうなのだろう。
衆議院選挙では夢のあった民主党のマニフェストも色あせるだけなら未だよいが、嘘八百という
イメージが強くある上に、麻生さんと同じ様に鳩山さんもブレまくる。
大臣も同じくばらばら、政治資金も汚れているというイメージが強い。
有権者はどうしたらよいのだ。
政治家が金に汚いという表現は宜しくないが、金を集めているという事は周知の事実で、そういう事
は気にしなくてもよいのだが、
民主党の一番の失敗は、マニフェストを棄てたと有権者に見られている事だ。
夢を棄てたと思われているからだ。
日曜日のワイドショーに与謝野元財務大臣が出演し、「民主党が財政を無茶苦茶にする、それはそれで
よいのだが云々」という様な発言をした(録画を消去したので記憶だけ)。
多分、彼も大きな変革を望んだのだろうが、そういう気配は何もないので、頭に来ているのだろう。
私もこの考えに同感なのだ。
同じような失望感を持っている人は多いのだろうと思う。
会社存続を願い希望退職に手を挙げる気持ちに似ているし、希望退職を募集する経営者の
気持ちにも合い通じるのではないか。
「座して死を待つ」のも勇気の要る事だが、「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあり」という言葉も
あるだろう。
財政規律など当面棚上げして、マニフェストを実行すべきであったのだ。
対応はもう遅いかも知れないが、マニフェスト実現の工程表を示すと、良いかも知れない。
この工程表が「溺れる小僧藁をも掴む」の藁なのだ。
自民党は、世代交代とおかしな方々を外せば、よいだろう。
兎に角、批判のある谷垣総裁のような、紳士を参議院選挙の候補とすべきなのだ。
自民党が大勝しようとすれば、民主党のマニフェストを引き継ぐと公約すれば勝つが
出来ないだろう。