１７日の５時半頃、携帯と固定電話がなっていたが、無視。
仕事仲間が勤務を代わって欲しい時に、ちょくちょく掛けてきた時間帯だからだ。
６時５３分、私の携帯に掛けても出ないので、妻の携帯に掛けてきた。
その電話にでて、死んだと分かり、流石に慌ててしまった。
掛けてきたのは妹の娘、何故、電話にでないと怒る怒る。
[妹からの携帯無視]で書いたが、５日の電話は、妹が重態というかそういう状態に陥ったので
連絡したという事と、その後に、再び掛けてこなかった理由も分かった。
理由は、７日に姑が、ぽっくり死んでしまったのだ。
姑が死んだという連絡はないと思う、兎に角、携帯にはない。
当然、葬式にも出ていない、出られるはずがない、知らないのだから。
そんなこと全くしならいので、妹の足元に座っていた老人を姑と間違えていたのだ、
ずーと、妹の葬儀の最後頃まで。坊さんが不思議は話しをしても、おかしな習慣
だなと思っていた位なのだ。
真言宗、大覚寺派は、そうなのかと、宗教のそういう儀式には１００％疎いのだ。
はっきり分かったのは、法要後に精進料理を食べていたとき、旦那の弟の奥さんが
話してくれて初めて分かり、坊さんの話に合点がいった次第だ。
帰宅する１時間前ぐらいだ。
驚いたが、逆に姑の葬儀に呼んでくれなくてよかったと思ってしまうほど、疎遠なのだが、、、。
妹の葬儀は、通夜が終わった後に到着。
妹の娘が、妹の顔にかかっている布を外すと、坊さんが即、止めに入ったが、
御兄さんですと旦那が坊さんに紹介してくれ、末期の水のやり方他を個別指導してもらい
一応の手順は踏めたと思う。親切な変わった坊さんだと、我々夫婦の評価だ。
本来なら、妹の自宅に泊まるべきなのかも知れないが、早々に、ホテルへ。
１０分もいなかった。ともかく、疲れ果てていたのだ。
車で高速を茨城から阿南まで飛ばしたのだから無理もないと思うが、親戚連中は何と言う
兄だと思ったかも知れない。
また、泊まりたい人数も多分多いので、泊まれるとも、思わなかった。
弟を葬式に連れていく必要はないというのが、妻の意見だが、そうは行かないので、
病院と交渉、交渉したのは妻、１８日の８時に外出許可を貰った。
ただ、１８日に葬式に行くと弟に事前に伝えるかどうかで、病院の事務と看護士で意見が
分かれてしまい、
夜、眠れないと騒がれると困るという看護士の意見を尊重し、止めた。
１８日、８時に弟を迎えに行ったのだが、急激にふけていてこれまた驚いた。
更に、驚いたのは、喪服を着せる為、アパートに行ったのだが、服が小さくて着れないのだ。
仕方がないので、消防団の制服でどうだと聞くが、嫌だという。
もめてる時間がないので、消防団のズボンに、ワイシャツ、葬式用のネクタイ、ショートコート
で出かけるが、何となくミスマッチ。
本人と着せた私も気になるので、式場で、礼服を借りたいと聞くと、私の姿を見て、それで
十分ですよというのだ。ないのですかときくのだが、ありますが、それで十分ですという。
そりゃそうだろう、高い高い礼服を着ているのだがから。
押し問答している時にはたと気付き、礼服を着てないのが１名いると言うと、本店で貸し出す
という、値段を聞くと、５０００円だというので、即、本店へ行く。
本店への道順を聞くが、伝わらないのだ、地元の人間と思っているのだ。
なんやかんやがあったが、ともかく本店で借用。
帰りに一方通行の道を逆送、１０時から一方通行になるという標識を見つけた時、すでに遅し。
葬式で、親戚がする焼香台と一般の人がする焼香台が違うのに驚いたし、
法要時だが、木魚を施主に叩かせたのにも驚いた。
火葬場に坊さんが来たのを見たのは、二回。
１回目は死んだ人（元会社の部下）がそのお寺の由緒正しい檀家、今回もそうなのだろうか。
宗派は同じ、真言宗だったと思う。
香典も告別式と法要時に出したので、２回だ。
２回目は用意してなかったので、慌てたが、式場に聞くと出すらしいので出した。
ホテルも、妻が道順を聞いたので、ややこしいことを言われ、迷ってしまった。
富田小学校の前だと言われれば迷うことなかったのだが、標準語もどきで聞いたのが不味かった。
徳島を立つ直前に敬台寺の我が家のお墓へ行き、「妹が死んだので宜しく頼む」と祈ると
それを聞いていた妻がびっくりしてしまった。
なんというお願いをするのだというが、後、何を頼むというのだろう。
お墓でいたのは１分、これにも驚いたそうだがが、何時ものことなのだ。
兎に角、驚くことばかりだった。
弟の食欲にも驚いたし、アルコールは全く飲もうともしなかったが、女子トイレに入ったのには
驚いた。やはり、認知症なのだろうか。
３日で走った距離は１７９９．８ＫＭ。
使ったガソリンは、約２００リットル。
