HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

無断自宅待機勤務へのしっぺ返し

昨日の話しだ。

遅番なので、午後から出勤すると、Bさんが「朝から塩素計の値が上がらない」と引き継いできた。

休館日の翌日は、不思議にこういう事があるので、「ああそうですか」で引き継いでしまった。

それから二時間後、クシャミばかりか目が痛いという客が発生したという連絡が支配人より入る。

何はともあれ、男湯にすっ飛んでいき、浴槽の雰囲気を窺うと、臭うような気がしてきたので、

天窓を開放しようとするが、動かないのだ。

これにはまいった。

引継書には、注油したら直ったような記載があったのだ。

休館日作業はCさんが一人で作業を実施、故に、例の通り、やった事にしたのだろうと、その時に気付くが、

遅すぎた。

結局、4つの窓のうちの、壊れていない天窓を開放し、様子を見るようにお願いし、ボイラー室に

帰ると、男湯の湯船を念の為、オーバーフローする。

引継書には塩素を20リッター投入とあるのだが、タンクの目盛りでは80リッター近くある。

4倍に薄めたのか、早番が使ったはずだから、100リッターぐらいあったとすると、5倍に希釈した

のかと推測するが、量がありすぎ捨てるに捨てられず、そのまま継続と決断する。

水で薄めるのには反対ではないのだが、きれいな水道水を使って欲しいのだが、Cさん、そういう

事には無頓着で、プールの水で薄めてしまうのだ。

一緒にいる時は止めるのだが、昨日は一人勤務なので、何をしたか不安になる。

一人での勤務を認めてしまった「しっぺ返し」だ。

仕方がないので、塩素を10リッター投入し、濃度を変えてみたのだ。

ちょくちょく男湯に出向き、様子を窺うが、「なんともない」と清掃係が言うので、一安心。

塩素計を頻繁にチェックするが、濃度が0.3PPM以上上がらない、DPD試薬で計測しても

同じ程度の濃度というよりか、少し低めに出る。

安物の自動制御の宿命で、上下限を0.2~0.3と設定していても、0.1~1.8PPMぐらいの巾で

正弦波のように変化するのだが、しないのだ。

不安なままでいたのだが、それから三時間後ぐらい、19時40分ぐらいだが、副支配人より電話があり

女湯でもクシャミ、目が痛いという客が出たという。

不思議なのは、電話の10分ぐらい前に、女性の清掃係に様子を聞いた時には、「不思議なのだが

なんともない」と聞いていたので、話が噛み合わないのだ。

電話でもめても仕方がないので、本人に直接聞くと、電話を切り、確認すると、其の通りだという。

それでは、10分前の話はなんだと聞くと、「そんな事言ったっけ」という始末だ。

これには、証人がいるので、確認は出来るのだが、その後に出たというのが、常なので止める。

換気をお願いし、話しを止める。

女湯なので確認に浴室に入れないのだ。

今日の当番は、何時も騒ぎまくる二人組みなのだが、ゼロではないのだろう。

営業終了後に、全ろ過器を高濃度塩素消毒を行なう。

おかげで、定時に帰れず、残業なのだが、残業を付けられない残業だ。

支配人が話しをセンター長に連絡したと言っていたので、念の為、当方も本社の担当の携帯へ

21時過ぎの暇な時間帯に連絡する。驚いたようすだ。

推定原因は、

1)お湯そのもの

2)ろ過器が異常に汚れている(連休中に6000人以上入浴したはず)

3)水で薄めた塩素に異物が発生

のいずれかか、複合なのだろう。さてさて、今日はどうなるだろう。

2)は処理したので、1)か3)だ。

3)はタンクを清掃する覚悟なのだが、これ塩素をかなり吸うのでやりたくないのだ。

1)はどうしようもない。

Cさん、積算電力計のメーターも読み違いで、差分を計算すると水曜日の電力使用量が3万幾ばく

になる。どうしようもないので、当日使用量を不明とする。

一体、なにをやったのだ。