HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

嫌な予感があたりクシャミ客が出現

12時過ぎに出勤し、引継ぎをしていると、清掃係がボイラー室に飛び込んできた。

理由はクシャミではないが、鼻をかんでいる客が5人ぐらいいるのだが、大丈夫かという事だ。

前任者が塩素の量を確認、0.2~0.25ppmなので大丈夫と回答していたのを、黙って聞いていた。

引継ぎ完了後、前任者が帰宅すると、即座にDPD試薬で計測、大体、0.2~0.25ppm

なので安心したが、念のため、塩素投入装置を停止した。停止時間は約1時間だ。

この間、塩素計を20分間隔で監視、疲れたのと、0.15ppmぐらいに落ちたので、

装置を稼動させるが、塩素濃度が上がらず慌てまくる羽目に陥る。

やむを得ず、一部浴槽にヘアキャッチャーより直接、塩素を投入、1.5ppmぐらいまで上昇し、

一安心、この間に濃度が上がらない原因を探すが、不明。

最後の手段として、ポンプストロークを人目盛り開くと、やがて、0.2~0.3ppmで安定した。

後は15時半ぐらいまで、自動制御にお任せするが、表示器は30分周期で目視確認する。

清掃係がボイラー室に飛び込んできたのが、気になり続けていたのだ。気が小さい。

15時半ぐらいからまた停止、定時データ採集に回るので、何時も安全のために切っているのだ。

この間にお客が大勢入ると、塩素量が0.0ppmになる可能性もあるが、装置が壊れ、客を

塩素漬けにするよりはよいと判断しているし、消毒会社より、2時間ぐらいは大丈夫と言われて

いるからだ。

なおも不安なので、男湯の浴室に出向き、状況を確認するが、異常全くなし。

このため、男湯には塩素投入を停止から自動制御に切り替える。これが、16時20分ごろか、はっきりしない。

16時30分ごろに退勤している朝の清掃係に状況を聞くと、2~3人ぐらい鼻をかんでいる人が

いるが、原因は薬湯だろうという。彼女も薬仁を揉んでいたときに、鼻がひりひりしたからだそうだ。

当然、換気常態も聞く。聞く限り十分なだけ窓を開放していると判断した。

16時40分ごろ、交代が出勤してきたので、引継ぎ中、またまた男の清掃係りが飛び込んでくる。

話は女湯でクシャミ客が多発しているというのだ。

流石に、驚いた。

女湯の塩素投入装置は15時半ぐらいから、停止中で、且つ、先ほど、帰宅途中の清掃係りから

大丈夫と伝えられたばかりなのだ。

20~30分の間にどういう急変があったというのだ。

飛び込んできた清掃係りに塩素投入装置は停止中だと答えると、「え~」という顔つきで引き下がる。

男湯で鼻をかんでいる客の有無を聞くと、2~3人、いるという。

このことで、男湯の塩素投入装置を停止する。

塩素濃度は0.2~0.3ppm。

以上を引き継ぎ、勤務交代する。

原因は清掃係りのヒステリーなのか、本当なのかが確認できないのだ。

理由は女湯、で、浴室に入れないのだ。

男湯はそういう訴えがあった時、ほぼ毎回、浴室に出向き調査しているが、そういう兆候がない。

どなたがというと、もう帰ったといわれ、本人から事情が聞けたことがないのも不思議なのだ。