筆者が何を言いたいのか分るようで、分らないのだが、それは違う・間違いだと思う。
民主主義は多数決が全てで、決まれば嫌でも従うという行為が伴なわないと成り立たない。
確かに、多数決まで行く間に、十分な議論は必要なのは当然だが。
”民主主義は多数決で決まらないことを教えてくれる英国政治の混乱”
https://news.yahoo.co.jp/byline/tanakayoshitsugu/20190331-00120431/
英国政治の混乱は、その多数決の結果に従わない族がいるから混乱するだけだ。
総選挙やろうが、再度国民投票をやろうが、それに従わない人がでると、今と同じだろう。
こうなった原因はメイ首相の方針にあり、EUとの合意などと言わずに、即、離脱すべき
だったという事だ。それを合意だなんだといい3年近くも延ばしたのだから混乱は当然。
アホというか、離脱反対派に音頭を取らせたのが大間違い。
多数決で決まった事を実現するに最適な人をどうやって選ぶかが、民主主義の必要条件。
必要条件は投票結果に嫌でもしたがう。
十分条件は、投票結果を実現するに相応しい人をえらべる。
上記2点がないと民主主義は成り立たない。
イギリスの混乱を収めることができるのは、EUしかないだろう。
EUが除名なりなんなりをイギリスに通告したら、イギリスの政治的混乱は収まる。
経済的混乱は多いにあるだろうが、やがて納まる所に必然的に納まる。
EUが除名なんなりをできないのは、イギリスがEUを抜けると、EU自体が大変なんだろうな。
以上、ど素人の読書感想文もどき。