久しぶりと云っても、2ヶ月や3ヶ月ではなく、3年、いや4年ぐらい前だ、最後に雑誌を買ったのは。
雑誌の範囲は、週刊誌、新聞、単行本等、読めば棄ててしまう活字体全てを含めてだ。
本屋に出かけるのも、老眼が進み、眼鏡がないと立ち読みも出来ないので、
2~3回/年ぐらいだ行くのは。
所が、今回は読みたい本があり、その本を探して2軒も本屋に出かけてしまった。
買った雑誌は
「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」
「環境問題はなぜウソがまかり通るのか2」
だ。前の方を読み終え、後の方を読んでいる途中だが、この中に
「IPCC第四次評価報告書第一作業部会報告書 政策決定者向け要約」の翻訳版が
気象庁のHPから閲覧できるという情報があった。
温暖化に感心がある人は面倒でも、読む必要がある。
本屋で、この本を買うか
1)ゴア元副大統領の書いた「不都合な真実」(?)
2)翻訳本の「それでも温暖化は進む」(?)
で悩んだのだが、結論は予算上の制約で一番安い本にしてしまったのだ。
京都議定書を実現したとしても、地球温暖化の寄与率は
・温暖化ガスが60%
・温暖化ガスのうち二酸化炭素が60%
・全世界のうち先進国が排出している割合が60%
・議定書を締結した国のうち60%が批准すれば成立
・平均目標が6%削減
0.6×0.6×0.6×0.6×0.06=0.00777
これから抑制される割合が0.7%と示されている。
ゼロよりはましだろうが、誤差の範囲のように思えてしまった。
そうは言っても、温暖化は進行しているように感じるので、何か手を打つ必要はあるのだ
ろうが、人間の英知が及ぶ原因で温暖化が進んでいるのであればよいのだが、
そうでないのなら、二酸化炭素犯人説で我々に目くらましをしているのでないことを祈る。
定年後といえども、世捨て人ではないので、情報入手にお金をかけなければいけないという
反省の意味で書いた文章だ。
そうは言っても、何かに興味を持つと、次から次へと散財してしまう。
雑誌といえども、馬鹿にならない額になるのが辛い。
現役、時代と大いに異なる点だろう。