昨日のことだが、朝、起きると女房が見当たらない。
くそ~と思いつつ、食卓兼テーブルにつくと、メモがあり、実家へ「保険料の減免申請のために
行ってきます」とある。
まだ、手続きをしてないのかと思いつつ、やっとその気になったかと変な安心をする。
12時近くに帰宅したので、話を聞くと、
減免申請は既にしてあったのだが、その延長のための手続きだったらしい。
6ヶ月毎に手続きをしないと、保健の自己負担金が1割にならないのだそうだ。
従来は実家の老夫婦がやっていたが、市役所から送られてくる書類が読めなくなり、また、
内容が把握できなくなり、応援を頼まれ、内容確認と手続きのために、出かけたそうだ。
市役所での手続きは非常に簡単で、収入を証明する書類と印鑑だけで済んだそうだ。
ここまでは、気が滅入る話ではなかったが、収入を証明する書類の中身を聞いたとき、
滅入ってしまった。
義父と義母の税込み収入が各420万と50万で、課税収入が150万なのだそうだ。
義父の年金は多いと聞いていたが、80歳になってこれだけあるとは思はなかった、それも
年々減らされてなのだそうだ。
更に、まいったのは当方の年金、これより多いと真面目に思っているそうなのだ。
これには、女房もまいってしまったらしい。半分だといっても信じてもらえなくて。
厚生年金平均標準報酬月額の最大は確か62万だったと思うので、これで、22歳から60歳まで
の38年間、加入していた場合の部分年金を計算してみると、16万/月、64歳から貰える国民
年金分を加えても、26万/月にしかならない。
後はこれに企業からもらう年金部分を加算することになるが、これは退職一時金を年金に振り分け
ているのと等価なので、退職金が4000万、5000万ある人でないと、年金分にそうは振り分け
られないだろう。
退職時、退職金全額の年金化を要求したが、退職金全額を年金化するのは、制度上できない
と断られたので、無理なのだろう。
因みに、35万ー26万=9万、これだけを毎月、年金として、10年間もらうには、1300万程を
原資としなければならない、20年だと単純に2600万になる。
一週間ぐらい前の産経新聞の退職予定者の退職金運用相談だと、退職金が2300万、貯蓄が
2800万、現在の給与が56万だったと記憶している。一般のサラリーマンではこのぐらいだろう。
やはり、公務員有利ということかな!?。
義父は元警視正、職業がらか退職後も地味な生活をしているので、財産をがっぽり残している
とありがたいが、使い切れと云ってたので、使ってしまったのかな?。
居合仲間の元部長殿も同じ身分なので、40万ぐらい貰うのだろう。
意識してしまえば、定年後の付き合いが難しくなるな。