10ヶ月の子供が銃を所持所持したというワイドショーのニュースを見た。
所持に至った原因は、祖父が孫に銃(多分ピストルだろう)をプレゼントしたからだという
報道だった。
このニュースを見て、無害で安全で合法的でなにが悪いと思ったが、番組に出ていた人達は
違うらしい。
州によって許可される最低年齢が違うらしいが、イリノイ州では許可になるらしい。
実は日本でも似たような武器というか美術品というか表現は色々だが、日本刀がそうだ。
許可ではないが、所持した場合、許可証を発行した教育委員会に登録をしなくてはならない。
しなければ刑罰があるので、この登録、許可に似通っている。
但し、許可証のある日本刀しか所持はできないが、蔵の中から新たに発見された場合は
認定申請すれば、許可証がおりる。
この認定申請者が10ヶ月の子供でよいかどうかは勉強不足で分からないが、多分代理人が
すれば可能だろう。可能でないと、相続が成り立たないケースがでる。
日本刀とピストルを同列に扱うなという意見もあるだろうが、それは文化の違いを認めないと
いう事に等しいとは云いすぎか?。
現代の日本で孫に守り刀として日本刀を送るという習慣は限りなく少ないのだろうが、絶無では
はないだろう。アメリカでも、誕生記念にピストルを贈るという事例は少ないと想像するがどうな
のだろう。
「目くそ鼻くそを笑う」程度の話のような感じがする。
ワイドショーに出て私見を述べている方々のお里と知的水準が分からないので、不安なのだが
こういう方々の意見を聞いて、なるほどと思う視聴者の存在もまたそれ以上に怖い。
想像だが、イリノイ州の方、高、中、低という水準で見れば、高に属する一族だろう。
日本でも守り刀を贈るような一族は高、我が家は低なので、その様な贈り物はない。
遺産として、日本刀が3振、子供に残されるが、銃は遺産として認められないので廃棄の運命だ。
結局は年代物の銃も廃銃となり、残っていかない、悲しいと思う。