HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

失業給付と部分年金どちらが有利か

失業給付と部分年金のどちらが有利かといえば、失業給付の方と結論付けた。

失業給付金の最大額(?)22万を貰うには、月給が50万/月ぐらいあればよいが、部分年金で

22万を貰うには平均標準報酬月額で85万ぐらい無ければならない。

85万になる方は、平成元年ぐらいで80万/月以上の給料を貰っていた人だろう。

当時の私の給料が40万/月だったから、その倍だ。

社会保険料を抑える為、当時は月給を抑えて、ボーナスで年収アップをという方式だった。

多分、年収が多く確定申告を義務付けられた人達だけのような気がする。

部分年金が22万程ある人は当然、年金が有利とも思えるが、税金を考慮にいれると、案外そう

でもないかも知れない。

人のことはさておき、自分のケースを考えると、

予想される失業給付金が90日間で、394740円、これを3.2ヶ月かけてもらう。

部分年金額は、昨年の1月「社会保険事務所訪問」ブログで書いとけば忘れなかったのだが、

データ喪失なので、自分で計算した額だと、136132円/月。

差額=(年金ー失業給付)=(136132-394740/3)=4552円

となり、年金を貰った方が、僅かだが一見有利となるが、年金は所得、失業給付金は所得に

為らないという点で、税金を考慮にいれると、逆転してしまう。

税金とは、所得税、住民税、健康保険料。

所得税の差額=28580-13513=15067

住民税の差額=60283-36176=24107

健康保険料の差額=(18917-17330)*12=19044

総額=15067+24107+19044=58218

逆転額=58218-4552=53666

失業給付金で貰ったほうが、53666円だけ得をする計算になるが、正しいのか確信はない。

正しいとして、これだけの差額を得るには、

ハローワークへ10回(月2回で4ヶ月間+申請で1回+説明会1回)ぐらいいかねばならぬのと

社会保険事務所へは1回(?)でかける必要がある。

これを面倒と考えるか否か、更に出かけるには経費も掛かるし、ハローワークへの申請には

写真もいる。

隘路は、失業給付金の額を

http://www.shakaihoken.org/sumikin/keisan/situgyo.html

で計算したのだが、それなりに正しいか否かだ。

少なくとも、20年以上努めた会社を定年退職し、給付日数が180日あり、給付金が20万程度

ある人は、年金より失業給付金を貰ったほうが有利と考えるがどうなのだろう。

当然だが、部分年金が22万以上ある人は、年金の方が、簡単でいいだろう。