HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

飯塚幸三氏(87)の乗用車が約150メートル暴走

暴走原因は加齢による各種衰えと車の構造にあると経験上思う。

加齢による衰えとしては

1)感覚の鈍化

2)体の動きのぎこちさと遅さ

3)緊張する(できる)時間の短さ

4)判断能力の低下

以上が今ぱっと思いつく点だ。

車の構造については、

5)アクセルぺタルとブレーキぺタル間の間隔の短さ

が暴走事故に大きく関わっていると思う。

1)~5)が相互に関連して、思いもよらない事故を導いていると確信する。

特に5)については、最近ちょくちょく感じるようになった。

特に軽自動車を登山靴やワークシューズを履いて運転している時に、起こる。

パジェロに乗っている時には、若かったせいかもしれないが、そういう事は皆無だった。

アクセルぺタルとブレーキぺタル間の間隔の十分すぎる程あったからだろう。

1脚分あったようにも思う。

軽はこの間隔がとても短い。

様は靴が大きいと、ブレーキを踏んでいるつもりでも、アクセルも同時に踏んでいる状況が

起こるのだ。この走りはレーサーの操作らしい、エンジンの回転数を落とさずに速度を落とす

方法らしいのだが、意識的に行っている時は問題ないのだが、これを無意識に起こしてしまうと

混乱してしまうのだ。

原因は右足を大きく動かさないからだ、更に、1)も関係している。

3)と4)は、日頃、軽のオ―トマを運転していて、普通車のマニュアル車を偶に運転していると

信号での停車時にエンジンストップの状態近くまで陥ってしまう。

あ~~マニュアル車だったと気付き、クラッチを踏み、エンジン停止にまではいかない事が

多いが、偶にはエンストさせてしまう。

飯塚幸三氏の事故から推測すると、最初のガードレールに乗用車が接触したとき、

ブレーキを踏んだつもりが、脚が十分に動かずに、アクセルを踏んだまま、本人はブレーキを

踏んだつもりだから、更に強く踏み込み暴走。

1)~4)が正常な人ならおかしいと思い脚の位置を無意識に確認するが、老化で最後まで

出来なかったということだろう。

多分、彼は今までにそういうこと、踏みちがえを経験していると思うが、それが、とっさの時に

思い出さなかったということなのだろうと推測する。

踏みちがえを改善するには、アクセルとブレーキの間隔を大きく広げればよい。

ただ、老化が進むと、アクセルから脚を話、フロアを踏んでも、ブレーキを踏んでいる間隔に

なる人は出ると思う。

運転席の床にハンドブレーキ、ブレーキ、アクセルがある車は法令で禁止し、且つ、

ブレーキとアクセルの間隔も1脚以上あけるようにこれも法令で指定すべきだろう。

高齢者に行う認知試験も運転動作と組み合わせるように変更すべきだろう。

私も7月に認知試験を初めて受けるが、銃の所持許可更新時のような診断なら、無駄だろう。

完全自動運転車の発売まで、こういう事故はなくならないと思うが、また別の事故が起こりそう。

ただ、アメリカで同じ様な事故が起こり、プリウスの制御ソフトが疑われて、徹底的に

バグ探しがなされたが、見つからなかったという記憶があるので、今回もバグを疑っても

見つからないだろうが、バグでないとは言い切れないもどかしさはある。