HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

日本製車両の設計ミスは嘘だろう

設計ミスは経験上、普通にある。

”台湾脱線事故で発覚した日本製車両の設計ミスはどの程度重大か”
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181104-00184338-diamond-bus_all

上記記事を読んで。

組み合わせ試験をしてないというのが全く信じられん。

全てが、同じ会社の製品で既製品なら、組み合わせ試験をしない事もあるだろうが、

電車は日本製確実だが、運転指令所のシステムはどこ製なんだろう。

私は元々原発関係のエンジニア、新しい発電所建設が中止や延期になり、人員が再配置され、

行った所が、公共システムの製品を開発する部署だった。

そこで、原発流儀で試験仕様書を書いて、怒られて驚いた事がある。

怒られたのは、そういう細かい所まで試験してると、納期に間に合わないという理由。

現場でやるから工場では試験をしないという事だった。

所が、現場では工場とほぼ同じ試験しかしなかったのだろう。

当然、納入後に顧客が使いだしてトラブルが多発したと聞いている。

こういう事になる理由は、納期に間に合わない、相手が試験不要と言っている、顧客も同じ。

もう一つは、

試験員が手を抜いた、嘘の報告書を書いた

ただ、誰もが見逃すという事は実際ある。

見逃し率と呼んでいたが、これゼロになる事はほぼ無い。

ほぼゼロと書いたのは、1件だけゼロだったシステム製品があったそうだからだ。

しかし、今回の設計ミスが試験項目にないはずがないので、現場で見つからないはずがない。

考えられるのは試験人の手抜きか、試験できない大きな理由があったはず。

そこを追及しないと駄目だろう。

案外、試験要領書に未試験とか不合格になっているんじゃないかと思う位に不思議。