HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

トラは死んで皮を、妻は死んで負債を残す(平成30年6月9日の朝の会話)

話しの始めは何か、はっきりしないが、

最後は緩和ケア―で入院して、そこで死ぬというので、お金はどうするのかと聞くと、

ヘソクリが200万円あるので、それを使うという。

それは葬式代だと言っていたというと、両方に使うという。

ものすごい方向転換だ。

妻に言わせると、緩和ケア―の料金は10万円/月だというので、内訳を聞くと、部屋代が

3000円/日だから、10万円/月だという。

医療費が入っていないと言うと、治療はしないという。

なら、何で入るのかと聞くと、痛みどめと、家では家族に迷惑をかけるからだという。

家族に迷惑をかけないために、緩和ケア―入院は賛成だが、モルヒネを注射しないと

凄ーく痛いだろうし、量も増えるから医療費がかからないはずがない、義妹の最期はモルヒネ

漬け、それでも痛かった感じというと、何カ月も入ってはいないだろうから、払ってという。

払うけど、”貴方は死んで、負債を残す、私は死んでお金を残す”、この違いは何だとマジで

話した。

当然だろうと言う顔付。

男は妻に生活費を残す為に保険にはいるが、妻は男に生活費を残す必要がないというのが

妻の持論。2人とも、若い時はそうだろうが、60過ぎて年金暮らしの時はそうは行かない。

結論は治療費は出すが、葬式は本当に簡潔に、家族葬でやるぞと宣言。

嫌だ、それで良いという返事なし。

月曜日の予定だった呼吸器科へ義母を連れていくのを、台風らしいから今日行くから、弁当に

してというので、喜んでと返事。

今日は鰻弁当が易いからそれにするというと、残念そう。

鰻が大好きなのだ。

午後からは、ガン患者の会があるから行くというので、無駄だが、どうぞと返事。

帰りがおそくなるが、夕食は待っていてと言うので、分かったと返事。

ガン患者の会は、患者の思いを語るだけらしい。

そんな会、語る事によって自分が癒されるのならよいが、不安だけ抱えたり、疑問だけ残る

なら、無駄というのだが、聞き入れない。

緩和ケアについて、質問でもしたらというが、そういう所に入った人は来ないんだそう。

私が死んで保険金を残せるのはガンで死んだ時、医者にガンで死んだという診断書を書くように

頼めというが、嫌な顔つき。

心臓麻痺で死んだのに、ガンで死んだと診断書を書いてもらえというのではなく、ガン治療中

に心臓が停止したなら、ガン治療中に心停止が分かるような診断書にしてもらえという事。

そうしないと、皮、すなわち保険金が半分になってしまうからだ。

私が死ぬと、ガン保険から、300万、医療保険から350万、企業年金から400万、

使い残したヘソクリ、多分、200万円ぐらいで、

大体1250万円残すが、妻が死ぬと、負債だけか、ほぼなし。おかしいよな。

緩和ケアに3ケ月入っていると、医療費と部屋代を引いて、240万円残るから、これを足すと

1490万円になる。

本当に、皮を残せる感じ、家計費口座の残金を足すと、2000万円程度になるか!?。

日本刀なんて、どのぐらいでうれるんだろう。

下書きの整理が悪いのだろう、以前に書いた日記だが、アップ忘れのようだ。