北海道の全停電は北電の発電所運営の失敗の結果だと私の頭の中で結論付けている。
でもね~最大の経費節減を狙うのも間違いではないので、仕方がないかな・・・とも思う。
北電の発電所運営の失敗との結論は添付した表より判断を下した。
北電が供給できる電力は2014年だと633万KWらしい。
これに本州からの電力をくわえると、633+60=693になる。
民間企業や北海道庁からの買電を加えると、もっと高いと常識的に思う。
でも、買いたくない心理も分かる。
地震当日の必要電力は310だから、計算上は693-310=383の余裕がある事になる。
ただ、冬場に備えて発電所の修理点検の為に止めなければならない発電所が出るの
は理解できるのだが、383万KWの出力のある発電所をほぼ一斉に止めるなよ。
苫東厚真の発電能力は165万KWだから、383-165=218になる。
結果論だが、
218万KWに納まるように発電所の修理点検を順次すれば、停電しなかったんじゃないか。
それを、633-310=323の発電能力のある発電所を修理点検したようだ。
310の中の165が止まれば、145になってしまう。
全停して当然かな。
思うにこれ、修理点検の計画が悪いというか慣れなのだろうか。
バスを2台しか持たない旅行会社が1台を修理にだし、万一の為に同業者他に事前に応援を
求めてなく、当日使用する予定のバスが故障で、旅行中止に相当するんじゃないか。
表から、
633-557=76
融通が0だから、60を融通してもらうと、
76+60=136
足らないのは、165-136=29で余裕はゼロだが、苫東厚真の1台が復旧すれば何と
かなるんじゃないか。
現在も民間から電力を買い350万KWを達成、この内の幾らなんだろう。
想像だが、40万KWぐらい受電してるんじゃないか。
どなたかチャント計算してほしい。
非常用デーゼル発電機の出力KWを調べたが分からず、資料も廃棄してないので、
数値的裏付けのない思いなのだが、
泊は非常用デーゼル発電機の稼働で運用してもらい、送電をしなければ
もっと余裕は出るんじゃないか。逆に、余剰電力を送電させてもいいんじゃないか。
余計な事をさせると危ないかな?。
火力・原子力のOB会がこの時期にあれば、面白かったと思うが、4月に今年分は終わり、
来年4月までには忘れられる。泊は失注したけど、受注活動した人もいるから、色々と
出るだろう。
事故とは関係ないが、偉くない人から死去している感じ。
遣れやれ頑張れと言ってた人より、やらされてた人が早死にな感じ、ストレスの強さかな。
さて、
苫東厚真火力1号機(35万キロワット)が修理か保守か分らんが動きだしたようだ
から、兎も角、良かった。メーカーの技術者は夜昼なく働いたのかな。
御苦労さん。