HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

泊原発が動いていれば停電はなかった論

泊原発が動いていれば停電はなかった論は正しくもあり、また誤りでもある。

下記の著者と私の考えは似ているので驚いた。

北電にも給電指令所はあると思うが、どういう指示や処置をとっさにしたんだろう。

1)何かをしたが効果がなかった

2)為るがままに任せた

3)唖然として、全く手がだせなかった

4)機器の保全を第一に考え、全停を已む無しと決めた

5)かくなる事故時に支援してくれるシステムがなかった、使いこなせなかった

6)給電指令所がなかった

7)給電指令所はあったが、機能しなかった(原発事故時のSPDS相当)

8)職員、仮眠中で・・・・

9)その他(例えば、指示待ちとか、ホウレンソウ中とか・・・)

北海道胆振東部地震泊原発が動いていれば停電はなかった」論はなぜ「完全に間違い」なのか”
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180910-00174509-hbolz-soci

天然ガス火力発電所となる石狩湾新港発電所(総出力1.7GWe)を建設中です

泊原発が動いており、石狩湾新港発電所が完成していても、全停したんじゃないかと思う。

理由は1)~9)の要因があるんじゃないかと想像するからだ。

更には、

苫東厚真、石狩湾、泊があっても経営判断から全てを連日動かすとは思えない。

動かさないのは、コストという側面からは正しいと思う。

泊あたりで震度8の地震が起これば、泊も石狩湾も止まると今回と同じように全停するだろう。

結論は分散しかないが、これには金が掛かるから、容易じゃないのだろう。

そういう事で、諦めるか、国に公的資金をだしてもらうか、電気代をあげるか、真面目に、

1)~6)を改善するしかないんじゃないかと思う。