HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

お盆と嫁に出た者の立場

今年の初盆、詳細は妻から聞いていないので分からないのだが、多少違和感を感じた点を書く。

妻の一族では、初盆のときに、初盆を祭る人が提灯を貰うらしい。

義父が昨年亡くなったので、提灯を貰えるはずが、義母に取って一番の親族から貰えず怒り心頭らしい。

提灯の話はお盆の前に妻から聞いていたので、出したらと言ったら、出さないという。

理由はお盆の期間中、手伝いに行くからだと云われた。

話しのすり替えだと思ったが、ヘソクリが残り少ないので、そう~~で終わらしていたのだが、

”一番の親族”と言うと、娘、という事は我が妻、すると私を怒っているのかな?と聞くと、違うという。

どうも妻の従姉妹の事らしい。

この従姉妹は義母の兄の子で、本家を継いだ人だ。

その人、その地区での纏め役らしい、本人談では若い人がいないからやっているとは言うが・・。

違和感を感じたのは、本家を継いだ人と嫁にでた義母では、どちらが偉いのだろう。

私の間隔では従姉妹のほうだろうと思うのだが・・・・。

家柄からしても、従姉妹の家>義母の嫁ぎ先の家だと思うのだが、士農工商から身分を考えると

従姉妹の家はずーと昔から大百姓で姓もあり、帯刀も許されてた家だが、義母の嫁ぎ先は士をすてて

百姓になった(家系図では)。それも江戸時代の初めに。

何時までも、最初が附いて回るのかなという違和感。

義父の兄弟姉妹の2人は、提灯は出さないで御霊前を出すので承知をと云われて承諾。

もう一人の弟は音沙汰なし。かなり頭にきているらしい。

亡義妹の旦那も音沙汰なしで、なんだかんだらしい。

義母は91歳、若いころにお盆でどれぐらい忙しかったか忘れてしまったんじゃないかと妻に

話していたが、妻も忙しかったという記憶はないようだ。

そういう私も記憶はほとんどないというか、参加した行事がなんだったかさっぱり分からん。

最初、提灯と云われた時は野下につるす物かと思ったが、祭壇の隣に飾る提灯だったのにも

驚いた。私の記憶では提灯と言えば、野下にぶら下げるものだったと記憶。

妻は今、祭壇をかたずけに実家へ、話しを聞かないと拗ねるから聞くが、どちらに見方した

ほうが軋轢が少ないんだろう、従姉妹の方、義母の方か。