HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

ダムが無かった方が損害が少なかった?

素朴な疑問だが、ダムがあって防げた損害とダムが無くて受けるだろう損害がどう違うのだろう。

1)ダムが無くて、河川に水がながれて堤防が損壊する確率とその時の被害額

2)ダムがあっても、緊急放流で被る損害→これは今回データが取れた

”ダム緊急放流、5人死亡 国交省、情報伝達の課題認める”
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180719-00000157-asahi-soci

情報伝達云々より、1)の情報の方がより重要だろう。

今回の様な大雨が降り、ダム無しであった時の損害が小さいならダムは不要。

ダムの目的は河川の水量調節だけではないのは分かるが、限度もあるのも分かる。

ならば、水位がダムの上部を越えても壊れないダムを作れば、いいんじゃないかと思う。

例えば、山間部に降った雨で、河川に流れ出る水量をX。

これをダムが貯蔵する水量をY。

すると、河川に流れ出る水量は、Y-X。

河川の水位上昇Hは、H=H0+(Y-X)*α

αは、水量と水位の関係係数。

効果があるんじゃないか。

しかし、大雨が降りつずけば、H=H0+X*α

になるが、時間的余裕ができる。

この考えは東京の地下にあるという巨大な水がめと同じだろう。

根本問題は壊れるダムを作ったという判断と、大雨が予想されたのに事前にダムを

ほぼ空にしなかった判断ミスが問われなければならないんじゃないか。