妻の北海道の友人が昆布を少々突然に送って来た。
何が有ったんだ、会社をつぶした、旦那でも死んだかとの連絡かと思い、
荷物の中に、手紙が入っているだろうと言うと、何もないという。
昆布を味見しろというので、最初に食べた、美味いというと妻も食べた。
どういう心境の変化か、何か送ったかと聞くと、何もしてないというので、ますます??。
メール便というのか、箱をかたずけている時、手紙を発見。
妻が読んだあとで、見せてもらい驚いた。
大きな腫瘍が数個見つかり、手術し、2週間入院したと書いてあった。
退院後は何の治療もしていないとも書いてあり、
私は当然、分かれの手紙だと思い、即、電話したらと妻に言うが、電話しようとしない。
携帯番号も書いてあるので、
お互いに末期だと思ったのだ。
死んでから葬式に行っても仕方がないので、会いに行くことを勧めた。
遠いし、寒いから嫌だというので、
茨城空港から札幌、ここで乗り換えて稚内まで飛べば、寒くないし、時間も掛からないと
勧めたら、う~~~~~んという感じ。
死期の近い友人に会うのは嫌な気持ちも分かるし、もう5年近く、連絡もないし、
乾燥イモを贈ろううとしたが、放射線が怖いので要らないと昔言われた事から連絡が
途絶えた経緯もあるので、分かるが、死期が近いならそんなこと、忘れるといった。
兎も角、電話したらというと、黒電話から電話しようとしたので、携帯からがいいんじゃないかと
いうと、話が長くなるから料金が高くなるという。
黒電話から北海道まで市外通話すると、50円/分ぐらいかかるから携帯からと変わらない
と言えと、え~~~~本当という?
そんなことも知らないのかと呆れたが、私の知識も拾年以上前の情報なので、今は知らない。
電話の結果は、
ステージ0、乳房再建でまた入院する、手術は札幌、今は仕事は休みで旦那が代わり。
東京で会おうとなったようだ。
ステージ0の根拠は、ガン細胞が筋膜の外に出ていなかったのが手術で判明したからだそう。
私の前立腺ガンもガン細胞が筋膜の外に出ていなかったので、ステージが3から2に変った。
そういうことだろう。
彼女の言葉に拠れば、ガンになったのは、会社を立ち上げ、軌道に乗せるまでのストレスが
半端じゃなかったからだそうだ。
しかし、つくずく思ったのは、そういう事を手紙に書け、女性の手紙の特徴なのかな?。
1時間ぐらい喋ってたようだ。