HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

アメリカ車が日本で売れない理由

アメリカ車を日本サイズにしたらアメリカ車ではなくなるので、そうはしないという前提で

日本で売れない理由を考えてみた。

ニュースなどでは2.5%の関税があるのに、日本車が売れて、関税がゼロなのに

アメリカ車が売れないのは、アメリカの努力不足という論調だが、それは違うと思う。

根本原因は、

1)自動車税が高い、大型車になれば高すぎる

2)ガソリンが高すぎる

3)道が狭い、家が小さい

4)アメリカ車のサイズにあう駐車場がない

特に、3)、4)を考えれば、買い控えるのは当然だろう。

まず、毎年払う自動車税が高すぎる、アメリカサイズだと、8800円/年がアメリカだと

ナンバープレート代として7000円(?)位らしい。

ガソリン代も1ガロンで274ドル以上~1.84ドル以下のようだ。

1ガロンは3.8リットルだから、日本円にすると、高い州で85円/Lぐらいか。

家の敷地の広さも、大きい所で100坪ぐらい、実際はもっと狭いから駐車場も小さく

狭い、1台止めると、もう満杯になるし、非常に出にくい。

道路も瀬格、道の両側に車を止められない。

日本車でも道の両側に車を止めると、もう止められないのだ住宅団地の道路サイズ。

民間駐車場の車を止めるスペースも狭く小さい。

幅はぎりぎり入るが長さが足らない。

隣に日本車といえども止められると、ドアを開けるのが面倒だ。

日本車がアメリカで売れるのは1)~4)の問題がないからだ。

アメリカで売る自動車はアメリカサイズにするという条件を付けたら、見る間に売れなく

なると推測する。

トランプ大統領アメリカ車を日本で売りたければ、1)~4)の改善を要求する

しか方法がないと思う。

例えば、自動車税やガソリン代は税率を変えれば簡単。

個人宅の駐車場のサイズは、車庫証明を出す条件にすればよい。

民間駐車場のスペースを大きくするには、規制強化しかないと思うが、駐車台数が減る。

やろうとすれば出来るが、副作用が大。

別の方法、例えば、戦闘機を買うなどして、帳尻をあわすしかないのかも知れない。