”日本共産党の政策委員長（当時）が防衛省の予算は”人を殺す予算”と発言して更迭されたが、あながち間違った発言ではないだろうが、不適切ではある。
言ってはイケナイ発言はあるだろうからということで、不適切。
防衛省の予算は”人を助ける予算”と発言したら笑われたと思う。
”人を助ける予算”は消防庁、警察庁ぐらいかな。
しかし、見方を変えれば、敵に殺されかけている日本人を救うために自衛隊が出動すれば、救助となるから、人を助ける予算になる。
でも、相手からしたら違うだろう。
最初が肝心で、事の発生原因によるんだろう。
災害に自衛隊が出動すれば、相手は自然災害なので、人助けになるから、
自衛隊の予算が”人を殺す予算”でないというのもおかしい。
自衛隊の予算が”人を殺す予算”といわれて、おかしいという人も私の理解範囲外。
自衛隊は軍隊じゃない、海上保安庁の陸と空の亜種だというのなら、分かるような気もする。
自衛隊の発足当時は警察予備隊だったらしいから、そういう性格が強かったんだろう。
単語だけで騒ぐなというのが私の見解だ。
”人を殺す予算”といわれて、恥ずかしいようなら国防は無理。
国防で敵を殺して、人殺しと言われて、落ち込む様ならもどうしようもない。
そうは言っても、人殺しには慣れて欲しくない、でも、慣れるというか感覚が麻痺しないと冷静に闘えない。
冷酷さも必要、冷静で冷酷、更に技能もある隊員を育成するには人を殺す予算も要る。
