HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

退職決断時にした収支シミュレータの妥当性

”退職後の収支シミュレータ”はYAHOOブログを可也真面目に探したがない。

ブログを開いたのは2006年1月で、

企業年金の税額に驚いた内容があるから、2006年4月以降だろうとは思う。

案外、投稿した心算でしていなかった可能性もあるのはあるが、書庫違いかも

知れない。

”退職後の収支シミュレータ”の下書きの内容は、

退職の方向に行かざるを得なくなったとき、色々な表をエクセルで作った。
実績推定表、確定申告表、残金積算表、公的年金、失業給付金、所得税・住民税・県民税
退職金に掛かる税金、企業年金、健康保険、固定費表、年次支払税高表、収支バランス表、
全てをVBでリンクさせようとしたが、能力及ばず、エクセルの表参照で終わってしまつている。
ここで大きな失敗をしてしまっつたのは、企業年金にかかる源泉徴収額、これは受給しだして分かったが、支給額の7.5%(利子のではありません)。
これはまさに晴天の霹靂。
実績推定表・・・子供の結婚、家の修理、車検、葬式等の費用を組込んだ夫婦消滅迄の収支
確定申告表・・・退職年度の税額や以降の毎年の税計算
残金積算表・・・預貯金の実績把握
公的年金・・・部分年金や加給年金、国民年金計算
失業給付金・・・支給期間や額の計算
所得税・住民税・県民税・・・退職以降の所得に準じた税金計算
退職金に掛かる税金・・・一時所得税や住民税計算
企業年金・・・支給年月と額の把握
健康保険・・・所得に応じた国保、継続の保険料計算
固定費表・・・固定資産税、電気、水道、電話、食費、インターネット、車検、小遣等々の支出
年次支払税表・・・一家消滅までの推定税額
収支バランス表・・・単純に月毎のお金の出入りによる預貯金の移動推定
完璧に各表が自動リンクしてないので、いまいち信用ならんですが。
退職後に国民年金に即入ったが、これは支払額は64歳以降、即回収可能と計算したため、問題は社保庁より年金受給額のお知らせがきたが、自分の計算と若干合わない点。
支出で大きく違ったのは、固定費表のガソリン代と小遣い。
倍以上の差がある。
原因はパジェロの燃費の悪さとハイオクの価格アップ、銃の維持費。
この固定費の結論として
失業時代
64歳迄
70歳迄
76歳迄
以降
となるが、こんなもんで生活できるのだろうか?
結果として、女が90歳で死亡するとき預貯金で2000万(年金含)と土地が今の評価額で2000万残る。
これを子供に残す必要もないので取り崩そうと考えているが、女房はそうでない。
親の遺産相続分を入れると、多少プラスされたぐらい女房が90歳で死ぬ直前にある。
老後豊かに暮らすのには38万、年収だと450万その根拠はなんだ。
いまだって35万/月で現役時代相当に暮らしている。
70歳になって38万/月使うことが本当に可能か?、はたまた正しいことなのか?。
ハローワークに行きだして分かった事だが、月収20万ぐらいが普通、
これだと共稼ぎか借金か貧乏しかないことが分かる。
翻していえば、子育ても何もない老婆が20万で暮らすのは贅沢だろうというものの生活成り立つのだろうか。結果は18年後にでるが!?
さて、どうしたものか?

この収支シミュレータが大きく狂ったのは、2011年3月の大地震

家が一部損壊とは言えども壊れて、雨漏りしだし、建て替えてしまい、400

0万近く予算とずれた。助かったのは再就職して、給料19万/月とは言え、

働いていたことだ。

結局、何だかんだで9年勤めて、約2000万円の収入があり、建て替えの半

分がでたことだ。

最初、60歳までと思っていたのだが、仕事が気楽で勤められたのが良かった。

今になってつくづく思うのは、退職時に1億円は預貯金で貯めておくべきとい

うこと。

1億円なかったので、今、病気がちになり、先行き不安なのだ。

特に、息子が統合失調症を発症して、息子も合わせて面倒みるという想定外も

出た。

息子が生活保護費を貰わずに寿命をまっとうするには、私が100歳近くまで

生きるか生活を切り詰めて、貯めるしかないのが現状だし、夫婦共々ガンにな

りとても100歳まではむり、生活費を切り詰めるにしても40万円/年の治

療費があるので溜まらない。

反省はもっと早く預貯金の額を自分の目で確認すべきだったし、家計は私が制

御すべきだった。預貯金が殆どないと気付いたのは2004年、退職の1年前だ。

この時、通帳、家計簿を見せろと迫ったが、過去のは廃棄してないとのことだ

った。

案外、妻は私が定年になった頃に離婚する考えだったかも知れないのだが、そ

うできなくなった大きな理由は息子の発症。

息子が母親に付いていくと言うのが恐怖らしい。

そういう私も退職後は1人ででも郷里に帰ろうとは思っていた。

話がそれたが、上の計算で漏れていたのは介護保険料、これがまた高い。

車の買い替え、医療費も漏れていた。

それと、ベースの固定費が減らせないという認識も抜けていた。

付け加えるとすれば、預貯金が減っていく憂鬱。

更に妻が保険に入っていないので、長期入院でもされると、破綻するか我々の

生活が困窮しそう。

私はガンで入院したらお金はたまっていくので心配はない。

現状で計算しなおすと、私が趣味を家庭菜園だけにすれば、トントン。

正直、我々が平均寿命で死ぬと息子の生活費は妻の親の遺産に頼るしかないの

が現状。何とも情けない状況になってしまった。

55歳になった時だったかに、会社が用意した研修会でファイナンシャルプラ

ンナーが老後に1億円は要ると言ってたのは正しかった。