HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

徴兵制の有無における視点の違い

徴兵制が無いという人の意見は、徴兵で集めた素人は現代戦では役立たない。

地上軍を送らないアメリカの戦いを見れば、それはそうだろう。

地上軍を送ったアフガンやイラクベトナムを思えば、昔ながらの戦いで、アメリカは負けた。

だから、地上軍を派遣しなければならないような戦いには参加しないと考えれば、徴兵制は無い。

兵器は消耗するが、兵士は殆ど消耗しないから、兵士補充は不要という点から無いと私も思う。

一つ疑問なのは、現代戦用の武器って、スキルの高い人でないと使えないのは本当なのか。

昔なら、スイッチを色々と押して、人間が色々と判別して、識別して、計算したあとで、兵器を操作し

ないと当たらないというか効果的ではなかったかも知れないが、今は全てがコンピューターされて

兵士はスイッチを押すだけではないのかと思うのだが・・・・本当の所はどうなのだろう。

F16戦闘機、徴兵された兵士に操縦させないという話があるが、昔だって徴兵された兵士にいきなり

ゼロ戦を操縦させてはいない。赤とんぼから初級練習機へとスキルをあげていき、やがてゼロ戦操縦だ。

実際、F16だってそう。操縦に適正のある者を選ぶには徴兵が最適だろう。

それと兵力という事を理解していないと思われる。

10対10の戦いなら、スキルの高い方が勝つが、10対5の戦いなら、5の方がむちゃくちゃ負ける。

これを何とかの規則とか言うとテレビで言っていたが忘れた。

多勢に無勢ということかな。

昔の航空戦、元々は1機対1機でゼロ戦ぼろ勝ち、アメリカが作戦変更でグラマン3機、ゼロ戦1機、

バンバンゼロ戦を落とされ始めた。戦術で飛行機の性能やパイロットのスキルが関係なくなってしまう。

これ史実だが、戦記の物から得た知識だけど、間違っていないと思う。

徴兵制があるだろうという私の視点は、中国や北朝鮮との全面戦争はないだろうが、小競り合いはある。

この中で、地球の裏側まで戦力を出していると、今の兵員では不足する。

ここで徴兵制が始まるが、特殊技能を持った若者を選別的に徴兵するだろう。

又は志願兵募集かも知れない。

第一次世界大戦で志願し、青島だったかの攻撃で、母方の祖父は勲章を貰ったらしい。

父方の祖父は志願もせず、乙種合格で徴兵もされなく、兵士としての経験はないらしい。

人脈も学歴も知識もお金もあったので、逃げたと母がよくボヤイていた。

中国や北朝鮮との小競り合いがある時は他の紛争地に戦力を出さないと決断すれば兵員不足は起らない。

恐ろしいのは、中国が昔の日本のように、とことん祖国防衛で戦う決心をした時。

中国本土まで進行しないと戦いは納まらない。

こうなれば、日本陸軍の兵力を持ってしても勝てなかったのに、22万人の兵力でどうするんだ。

徴兵して、100万人ぐらいに兵力増強しないと負けてしまう。100万人でも負けるかも?。

東シナ界から中国を押し出したのは良いが、そこで中国が諦めてくれればよいが、諦めないと

中国本土との戦いになる。こうなると本土を攻撃せざるを得なくなる。地上軍侵攻しかないだろう。

ここで徴兵制が始まる。

こういう戦いも兵士にスキルがないと戦えないような意見もああるが、ならば、何故ISISは強い

というか負けないのだろう。ISISの兵士って大部分が素人集団ではないのか。

ISIS支配地域に密入国した若者が戦っているんじゃないのか・・・この認識は間違いなんだろうか。

ウクライナの戦いもスキルの高い正規軍が簡単に勝つと思うが、そうでもないらしい。

ロシア軍が関係しているからか?。

親ロ派=ロシア軍ではないだろう。

だとすると、退役軍人かな。

すると今から徴兵して若者を兵器に慣れさせておけば、即役に立つ。

こうかんがえると、徴兵制はすぐにでも始まりそう。

それにしてはマレーシア機を軍用機と間違い撃墜したのがスキルの高い兵士とも思えない。

スキルが高くとも間違うのか、スキルが低いとすると、スキルが低くても1万メートル上空の航空機を

撃ち落せるのだから、スキルなんて案外に要らないんじゃないかと思う。

間違わないスキル、撃ち落せるスキル。両方持つのが訓練された兵士という事か?。

しかし、調布の事故を思えば、スキルなんて関係ないように思う。

ちょっとした油断と故障が全てのように思うのだが。

これを追求していくと、誰でも扱えるとなり、スキル不要となるんじゃないかと。

今の兵器なんて、ちょっと教えられると使えるように設計されているんじゃないかと推測するけどね。

そうでないと戦闘なんか出来ない。

ウキペヂアに書かれていた事だけど、日本が第一次世界大戦に参戦したのは、

1)イギリスとドイツの戦争

2)イギリスと日本は同盟関係

3)イギリスからドイツに中国の権益を侵される恐れありということで、参戦要望

4)日本の国益と合致したので参戦

5)勝利して、常任理事国になったり、色々と手にはいったらしい

当時は個別的自衛権集団的自衛権も徴兵制も軍隊もありで、参戦できたけど。

集団的自衛権を認めない大日本帝国憲法だったなら参戦できなかったんじゃないのか。

ちょっと前までは、集団的自衛権はあるが行使できないという歯止め、専守防衛自衛隊はあるが軍隊はなし、

徴兵制なしという事で、戦い難かったが、徴兵制以外は制約がなくなったてしまった。

当時はまだ旅順の戦いを経験した軍人や真ともな政治家がいたけど、今はどうなんだろう。

戦闘参加拡大を断わるような政治家が存在していたようだが、今はアメリカから要求されると

ハイハイと従うような人達ばかりなのも不安を掻き立てる。

大体がアメリカ大使からトヨタ常務の釈放を要望され、麻薬密輸人を不起訴にしてしまう国ですよ、今や。

大統領あたりから要望があれば、地球の裏まで派兵しそう。

戦いが好きな人はいる。多分、私にもその血が流れていると思う。

母方の祖父はそういう人。

ドイツ人を何人殺したとかを母に話し、母が私に自慢げに話したのが懐かしい。

陸戦隊で上陸したと聞いていたけど、そういうの無い感じ、記憶違いか、なんせ50年以上前の話。

私が小学生のころに脳卒中だかで病死したけど、ビシーとした人だった印象だが、アルコールが

ないと駄目だと言う話も聞いた。今で言うPTSDだったのかも。

余談もいい所だけど、身内に戦死した人はいない感じ、妻の方は一杯いる。

間違いない事は、徴兵って不公平がまかり通ると言うこと。