AIIBの理事会はメールでやりとりするらしいが、これは先進的なのかどうか分からん。
常識は人によって違うし、国によっても違うだろうが、なんか凄いね。
本部の人が提案書を造り、メールで各理事に連絡して、賛成か反対かを聞くのだろうが
難しい議案が纏まるのだろうか。
見方によっては、理事は各国代表なんだろうから、理事が自国にいたら、その国の
意見は纏まりやすい、早いとは思う。
これにテレビ会議方式でも採用すれば十分な感じもすることはする。
話を広げれば、大使館も相手国になくても、今の時代、十分ではないかとも思う。
理事相互が常に顔をあわせていないと不味いというのもおかしいと言えばおかしい。
理事なんてどうせ飾りという発想は、日本の何とか委員会の委員は飾りだという考えにたてば
そうかなとも思う。
日本の何とか委員会の委員とAIIBの理事が同じ水準だと多分、日本は思わないのだろう
が、中国は同じ水準だと思っているのかも知れない。
委員は官僚の作った案を了承するだけ、理事は中国本部の作った案を了承するだけ。
所管する部門の案にお墨付きを与えるだけと、考えれば同じ。
ADBの理事会なんて、如何なっているんだろう。
会社の役員になったことがないので分からないが、役員会の議題や結論は誰が素案を
作っているんだろう。役員会のなかで、議論し、その中から生み出しているとは思えない。
ADBの年度方針や中長期の方針なんてどうやって作っているんだろう。
何も無いところから理事が議論して作っているなら、顔をつき合わせていないと作れないね。