竹中先生が正社員を無くせと朝生で発言したらしい。
気になるのは、正社員という言葉、これでイメージするのは、民間企業の社員だ。
公務員は、私立大学の教員は、議員は、、、、、どうするのだろう。
発言が、正規雇用をやめて、全てを非正規雇用にすべきだと言うなら理解しやすいが、正社員という言葉を
使った所がミソなんだろうか。
公務員にも1年契約の非正規公務員がいる、実は、1度応募したが、撥ねられた。
教諭の補助員で、15万円/月、5日勤務/週、8時間/日だった。
公務員を全員非正規にし、15万/月にすると、もの凄い額の歳出が減るが、経済が成り立つのかな。
大学の先生も講師という肩書で他大学の教授がアルバイトしているが、そのアルバイト代を給与とすると
学生の学費が大幅に安くなるんじゃないかと思う。
議員なんかも、議会開催時間&出席時間で賃金を払うと、これも安くあがる。
欧州ではこういう賃金体制の国もあるらしい、議会は夜開くらしい。
自衛隊も兵隊クラスは任期制だから、非正規相当かな~と思う。
将官は正規で、定年まで勤められるが、これをどう非正規化するのか興味はある。
警察は全員正規だが、、、どうするのかな。
検察官は・・アメリカでは選挙で選ぶらしいから、検事正以上は、選挙にすばよいか。
凄い変革が必要で、とてもとても出来そうにない。
民間企業の役員は、株主総会で信任(?)されないと解雇だから、既に非正規かな?。
こう考えていくと、竹中先生の発言は暴言のようにも思う。
逆に、全員を正社員にすべきだと言う発言とも受け取れる。
だって、正社員、非正規社員という仕切りがなくなれば、狙うところは同じだろう。
計算があっているのかどうか、考え方が正しいかどうかだが、
正社員が20%、平均給与が30万
非正規社員が80%、平均給与が15万
とすると、全員が正社員、又は非正規になった時の給与は
新たな給与=(0.2*30+0.8*15)/1=18
これは考えてしまう。
格差は必要なのかなと、元正社員は思ってしまう。
正社員(正規雇用)になる為に、小さい時から努力していたのが無駄のようにも思う。
人の質が違うのは事実、経験則だ。
彼等を教育しなかったという一言に尽きるが、教育しても三つ子の魂100までというのも正しい。
そのちょっとした違いが競争力なのだろう。
そうはいっても、非正規社員でも職種や会社によって給与は違うだろうから、努力は必要か。
同一業務同一賃金。
これも慣れ(錬度)を考慮すると、簡単ではないように思う。
不公平はでるものかな~でも、その程度が問題なのかも。
金太郎飴のような状況がいいのだろうか、よく分からんが、実験をしてみる手はある。
最後に、正社員の解雇が難しいなんてそんなことはない、これもリストラされた者の経験則だ。
これから、非正規社員(パート社員と呼ばれている)としての仕事に出かける。
給与の額は12万円/月だ。
若い者には安月給すぎる、これでは子育ては無理、持ち家も駄目、生活は荒むね。