HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

引渡後(その105);オール電化の収支

今日で一応、12ヶ月分の電気使用量がでた。

①年間の電気使用量は、4189KWH

②年間の電気使用料金は、104841円

③年間の発電電力量は、2908KWH

④年間の売電料金は、122136円

電気料金的に見れば、122136-104841=17295円の黒字

発電能力という目で見れば、4189-2908=1281KWHの赤字

アール電化前はガスも使っていたので、これはゼロ円になった。

ガス代の年間推定額は、8000円*12=96000円

1月、2月は灯油も使用していたので、推定もいいとこだけど、3000円*2=6000円

17295+96000+6000=119295円のみなし利益とでもいうか、得が出た。

しかし、太陽光発電エコキュートの寿命は10年だとすると、その更新に費用を積み立てる必要

があるとすると、11.9万円/年*10年=119万円

長期的に見れば、赤字なんだろう。

太陽光発電エコキュートが119万円で更新できるとは思えないので。

10年も経てば、発電効率向上、単価も安くなるだろうが、売電単価も下がるだろうから、

本当の利益(自由に使えるお金)がでるとも思えない。

本当の利益を出すには、生活に心地よさを求めない(暑さ、寒さを我慢)ならば、本当の利益

は出る。特に冬場の我慢だろう。

また、100%電力量を太陽光で賄うとすれば、我家のデータから見れば、

電気使用量=654KWH

発電電力量=172KWH

であった2月をカバーするとすれば、172/653X=1

X=3.8

今、我家は3.2KWだから、3.8*3.2=12.16KWの太陽光発電の設置が必要になる。

100%電力会社から電力を買わない、また売らないとすると、4000KWHぐらいの能力が

ある蓄電池が必要、これだと1年間、曇りがつづいても電気に困る事はないという意味でだが。

電気が不足した時は、諦めるという潔い覚悟をすれば、蓄電池は1000KWHもあればOKな

感じもする、計算はしていない、したいができない、その知見がないから。

発送電分離等という事を考えるより、電機の自家生産自家消費を進めるべきだろうと思うから

色々と、下らない事に思いをめぐらしているのだ。

こういう実験は手堅いサラリーマンで、年収が2000万円近くある人が積極的にやってほしい

のだが、そういう時は、そんな事に気が廻らないのも実際なんだけど。

私はこういう実験をする最後のチャンスを逃がしてしまった。

震災で雨漏り、隙間風、寒さに負けて、熱心な営業さんに口説かれて、建ててしまった。

詰めや、確認があまく、HEMSという言葉に誤解もしてしまった。

年収、500万円の身では、もうムリ、何時まで働けるか分からないし。

それでも、蓄電池は分電盤に直結する方式で附けようとは思っているんだけどね。

トヨタホームがそういう方式の蓄電池をスマートハウスにも附けるという方針を出せば、

値段にも由るが、附けると思う。

駐車場のひび割れた土間あたりに。

地震だけでなく、雪でも停電するらしいから。