ボイラー室の天井から、お湯もれ、暖かいから水ではなくお湯、それもジャージャー。
ボイラーを動かして、30分後なので、配管が破裂したと思い、必死でボイラーにビニールカバーをかけた。
3台動かしていたのだが、一番お湯を浴びているボイラー停止、これで営業時間までにお風呂が沸くかどうか
不安だが、漏電でトリップさせてはどうしようもない。
以前にも同じ事があり、ほっといたら止まったという話を聞いていたのだが、止まる気配なし。
係長、課長が出勤してくるまで、待つしかないので、待つ。
この時間の長いこと長いこと。
係長が出勤した直後に捕まえて、報告。
課長に報告したかというので、未だだと報告。
係長より、課長に報告し、現場をともかく見てもらうことにした。
課長曰く、”また君の時か”。
確かに、私の時に故障が多いのだ、どうしようもない故障が。
ボイラー室に二人が来て、天井を見上げ、”営業は出来るか”ときくので、”お風呂だけなら可能です”
と返事。お風呂だけでは困るのだ、プールが営業できないと、常連さんが煩いのだ。
課長自らが、業者に連絡。
慌てたんだろう。
ものすごく、ボイラーの上部にお湯が落ちてきていたから、ボイラー壊れたら、暫く休館になるが、
これは私の望む所だが、もっとカバーを掛けろというので、頭からお湯をあびながら、ビシャビシャに
なったが、カバーを追加。
業者が課長に伝えた事は、プールの下にある配管トレイから漏れているだろうから、ビニールテープで
補修して欲しいといわれ、係長がビニールテープを持って、検査口が何処にあると聞いて来た。
検査口を教えたが、これがまた開閉できないのだ。
3人がかりで開け、入ろうとするが、ハシゴがないので、脚立をとりに倉庫まで走る。
これも息切れで、はーはー。
課長が率先して入るので、已む無く、私も入るが、狭くで頭を打つので、先に進まず。
課長も諦める。
スーツ着ているんだから、無理でしょう。
水もれがない、床に水が漏れた気配がないので、再び、課長が業者に連絡。
検査口が違うと云われて、違う検査口を探す。
ま~た、開かない。
こじ開けると、人目で床に水がたまっているのが分かる。
今度は課長が入らない、入ろうとする意思もないようなので、私が入る。
見渡すと、水が凄い勢いで噴出しているのを発見。
エアベントの本体の継ぎ目から、噴出していた。
偶々、エアベントと配管を繋ぐ配管にバルブが付いていたので、それを締めると、漏れが止まった。
ボイラー室に行き、天井からの水漏れを確認した課長が、漏れが少なくなっていると喜ぶ。
私もホットした。
9時半頃に業者が来て、漏れを確認したが、その時は漏れはほぼ止まっていたが
床はびちゃびちゃ、大事だったと分かったようだ。
現場に案内し、締めたバルブと水漏れを起こしたエアベントを連絡。
この時にバルブを開けて、噴出すのを見せればよかったと後で反省。
物が入れば、交換しますと言い残して、業者は帰ってしまう。
どのラインのエアベントか知りたかったが、疲れて、気力がです、やめ。
ジャグジーか、湯暖か、パネルヒーターか、ジェット噴射かのいずれだろうが、確認する気力もでなかった。
午後から、9月に同じような事を経験した者が出勤してきたので、原因を聞くと、
原因は分からなかったとの返事。
どうも、勝手に漏れ、勝手に止まったらしい。
彼に引継ぎをして、早々に帰宅。
本当に疲れた1日だった。
業者は認めないが、施工ミスだと思う、ミスでないなら設計不良。
また、このミス、不良を是正する工事も手抜き。
来た業者の担当者に指摘し、彼も分かったようだが、組織となると強弁するだろう。
これも、面倒なので私も強く主張はしないが、昔なら赦さないね。