"増税は景気を悪化させるのか "
http://blogos.com/article/27091/
書いた人は、元財務官僚で退官した後、経済コラムニストとして活躍中なのだそうだ。
私のような経済素人が経済コラムニストを評価するという無謀さはあるが、
肩書きから見たら専門家に思えるのだが、彼もど素人のようだ。
専門とする分野が違うのか、読んだ人を迷走させるのが目的か、彼の持論かは分からぬ。
ただ、表題が”増税は景気を悪化させるのか”ではなく”所得税増税は景気を悪化させるのか”と
あれば、納得したが。
アメリカの物理学者が100mSV/Dでも健康に影響はないと発言したし、福島県の何たらの人が
100mSV/Yまで健康に影響はないと主張しているので、目的遂行の為には手段や主張はし
横に置いとく派の人かもしれない、ともかく、よく分からん。
気になった点を書くと
1)消費税ではなく所得税の増税と減税ですよね、文章を見る限り
2)戦費調達のために、税金を上げても、不景気にはならないでしょう。戦争は最大の景気浮揚策だから。
3)100万ドル以上の金持ちの税が77%で、実際に払った平均が15%って、どういうこと?
脱税か、節税か、迂回する方法がフンダンにあったということか
4)ケネディが税率を下げても、景気は上向かなかったとあるが、税率を15%以下に下げたのか、どうなんだろう
名目90%だったとしても、実質が15%ならそれ以下にしないと、意味はないんじゃない。
5)クリントンは限界税率を上げたが、経済成長をしたというが、この時の実質税は下がったんじゃないのか
6)限界税率ってなんだ
最後の締めの
”否、まともに経済学を学んだとはとても思えないのです。”
という言葉は面白いというか、教科書通りに物が動くと思っている点が恐い。
多分、私よりは知識はあるのだろうが、素人だと推認できる。
何に安心するかというと、肩書き、いい加減でいいようだという処にだ。
営業活動、名を売るためというなら、ひどいと思うが、騙される方が悪いか!?。