HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

何か云いたそうな息子

何か云いたそうな顔で私を息子が見る。

気付いてはいるのだが、”何か話しがあるのか”と聞けない。

聞けないのは、”病院へ行くのを止めてもよいか”という質問がくるのが恐いからだ。

まさか、”止めてもよい”とは答えられない。

”行かねばならない”と答えるしかないのだが、その理由が思いつかないのだ。

病気だから、統合失調症だというのは、息子にとっては理由ではないからだ。

容態は非常に安定していると思う、だから、上記の質問がでるのを恐れている。

心つもりとしては、

(1)毎週行っているデイケアを止めてみてはどうか

(2)主治医に聞いてみよう

いづれかの答えをするつもりだが、他にどういう返事があるのだろう。

統合失調症

カルシニューリン系関連遺伝子

PPP3CA、PPP3CB、PPP3CC、PPP3R1、PPP3R2、EGR1、EGR2、EGR3、

EGR4、PPP1R1B (DARPP32)、FKBP5 (FK506 binding protein 5)、FKBP1A

(FK506 binding protein 1A)、RYR3 (ryanodine receptor 3)、CDK5 (cyclindependent kinase 5)

と環境要素が絡まって発症する病気であり、遺伝子操作が出来るまで治らないから、

諦めろとか待てなどとは云えないし、云う方も知識不足で説得は難しい。

環境要素が変ったから”大丈夫だ”といわれると、私が混乱してしまう。

本人は、統合失調症とはどんな病気だという知識、自分が病気だという認識、当面は直らないと

云う認識、薬で症状を抑えているだけだという認識はあるのだろうか。

先日、家族会の会長の息子が死んだ。

インシュリンを大量注射したが、死に切れずに回復、その後、病死らしいが、

理由は、将来をはかなんでらしい。

本人は体調がいいので、障害者年金が打ち切られるのを心配していたと会長が話したそう。

親は70数歳、本人は40数歳、糖尿病の悪化で透析をせざるを得ない状況に追い込まれていた

上に、障害者年金の打ち切り、自殺したい気持ちは理解できなくもない。

我家は同じルートにはしないつもりだが、薬を飲み続けると、食欲が増し、押さえ切れない様だ。

当然、引きこもりだから、運動量も少ないので、太る。

薬は止められない、止めさせられない。

カロリー消費に毎夜1時間の散歩をしているが、同伴者がまいる。

(3)の返答は、

体調を整える為に入院してみるか

云っていいのかな!?。