6月16日(木)の朝日新聞、39面に”福島 放射線測定の日々”という記事があり、記事の一部に
驚いたというか、政府や市町村の測定値が信じられない、信じてはいけない根拠だろうと思う記述があった。
逆に業者、専門業者だと思うが、彼らの実力不足なのかもしれないが、判断する能力が筆者にはない。
一部を転記すると、
飯舘村役場前には、測定結果を表示する機械が設置されているが、村側は「県の結果との違いが大きく、
村民を混乱させる」としていったん電源を切った。
機械を開発し、提供したアルファー通信によると、5月30日の放射線量は毎時8.9マイクロシーベルト。
これに対し、県が発表した付近の測定結果は3分の1以下の同2.8マイクロシーベルトだった。
同社は対象となる放射線の種類を絞り、カウンターの高さを50センチから、県などが測る際の1メートル
に上げた。その結果、毎時3.8マイクロシーベルトに下がったという。
以下省略。
県が正しいのか、アルファー通信が正しいのか、両方正しいのか。
放射線の種類を絞らずに、1Mの高さで計れば幾らだったのだろうか。
50CM違えば、3倍違うのだろうか。
アルファー通信は、測定値を検証してない機械を持ち込んだのか。
場所が少しでもちがうと違う値になるのだろうか。
アルファー通信は、どんな線種をすてたのか。
自治体が使っている計測器は、テレビで見た感じ、ハンディタイプのようだが、どちらが精度がいいのだろう。
ウィキペディアによると
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A
放射線は、以下のように分類される。
粒子線(高速粒子線)
・アルファ線(α線)
・ベータ線(β線)
・陽子線
・重荷電粒子線
・電子線(原子核崩壊によらず加速器で電子を加速するものを指す)
・中性子線
・宇宙線
電磁波(高エネルギーのもの)
・ガンマ線(γ線)
・エックス線(X線)
まさか、中性子線って事はないだろうが、放射線の値を捨てたのだろう。
これでは、住民が不安になるのは当たり前、不安感がない人が能天気すぎるんではないだろうか。