HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

新築1戸建には太陽光発電の設備を義務付けよ

年間日照時間は、おおむね1500時間から2000時間程らしいから、1500/8760=17%、故に残りの83%は

買電でなんとかしなければならないのだが、

今後、新築する戸建には太陽光発電の設備を義務付けるべきで、それを補助する機構として

蓄電池システム、更には、PHVとの接合がある。これらの接合可能な住宅には、

政府補助も多少なりとも付けたらよい、例えば、住宅取得税をなくするとかの税制優遇処置だ。

1500時間、単純化のために1日8時間、日が照っているとすると、1500/8=187日になる。

365-187=175日と、1日の24-8=16時間は買電が必要となる。

ざっくり考えると、夜は買電、年の半分は買電ということだろう。

太陽光発電の効率と太陽光の強さ次第なのだが、昼間に充電出来たなら、それを夜間に使えれば

175日のみの買電になる。

何とかやっていける感じがする。

当然、マンションや集合住宅暮らしの人や、光の当り難い戸建に住んでいる人もいるだろうから、

発電所がいるのは当然だが、今以上は要らないのも当たり前だろう。

原発の発電量は30%弱だそうだから、こういうシステムがその30%を代替できればよいので、100%を担うのは

可能でないように思う。

少なくとも、太陽光発電で太陽が出ている間は、自分の家の使用量を賄える程度の容量を持たせば良い。

こうすれば、187日間の昼間の停電は防げる可能性がある、蓄電池があれば夜も十分かも知れない。

だからといって買電が必要ないという事にはならない。

可能性として、関東一薗が曇りで、全ての戸建が買電せざるを得ない時も発生す場合もあるだろうが、

蓄電池システムで、1日ぐらいは持つだろうが、数日に及ぶ事もあるだろうから、従来通りに

そこは電力融通でやり過ごすか、火力発電所揚水発電所を運転開始し、不足分を補うしかないだろう。

PHVがあれば、エンジンをかければよいのだろうが、ガソリン切れで終わるから、最終的には買電しかないと

いう事だ。

電力会社から電力を買うのは、自己で賄いきれなくなった時のみを目標とするのだ。

このぐらいの覚悟があれば、原発廃止してもやっていけるのではないかと想像する。

荒れ放題の山、売れない工業団地、競争に負けた農地に大型太陽光発電所を作るのもよいだろう。

そこで発電した電気を蓄電池に貯めて、適時送電するのも良いだろう。

電気の自産自消が理想なのだろう。

タイトルは”新築1戸建には太陽光発電の設備を義務付けよ”だが、既設の戸建にも希望者には補助金

出して欲しいというのが、個人的希望だ。