原発の補強が、堤防と非常用発電機の追加に向けられているが、それでよいのかという疑問が抜けない。
マスコミ等々で、
非常用電源が全て喪失したから福島第一原発は壊れたとの論調が多いが、これ正しいのだろうか。
私は地震で配管や格納容器が損傷、そこから冷却水が漏れ出したのが、原因でないかと推測しているのだが
情報がないので、何とも言えないのは、多くの人も同じだろう。
多分、非常用電源が供給され続け冷却系が動作していたとしても、冷却水の喪失で、ほぼ同じ経過をたどった
のではと想像しているのだ。
想像する根拠は、水素爆発で、配管や格納容器が破損したとは思えないからだ。
そう思えないのは、原子炉建屋の上部が吹き飛んではいるが、下部は壊れていないように見えるし、ロボットの
写真を見ても、壊れた感じも受けないし、吹き飛んでもいないようだ。
冠水の失敗、配管ダクトのコンクリートのひび割れからの漏水、これは爆発の影響ではなく地震の影響だろう。
特に、原子炉建屋からの漏水があるなら間違いはないと思う。
ジェネコンの人達は、調査に入っているのだろうか、どうなんだろう。
更には、非常用発電機が津波で水没せずとも、分電盤やケーブル接続部や電気部品は倒壊、切断、離脱、
緩みが発生していると、電力は供給できなかっただろう。
今回、地震で停電が長かったのは、変電所が壊れたからで、同じことが、非常用発電系で起こらなかったかと
いう疑問だ。
また燃料は継続的に供給できたのだろうか。
WEBで生の情報をどんどん公開してほしい。
色々、知的興味がある。