HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

薬湯ろ過ポンプ用モーターの絶縁不良の原因

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原因は薬湯ろ過ポンプの中のコイル他が水浸し、それで漏電。

業者が千葉から持ってきた仮のモータが型式違いで合わず、止むを得ずに分解となった。

地元業者が千葉の業者に修理を丸投げ、そのとき型式を間違ったらしい。

流れ出た水は、わーと驚くあった。

モータの中のみならず、電源の案内菅の中にもあったという。電源ケーブルを外すと、案内菅から

錆び色の水が出たのだという。

業者曰く、この案内菅の中の水が端子部を通り、モータのコイル部分まで入ったのだろうと。

そんな馬鹿なことはないというが、それしか水が入り込む場所がないのだそうだ。

そういう事でケーブルトレイを調べるが、濡れた形跡もないし。

鉄製の案内菅入り口は粘土でシールされている。

故に入るはずがないと言うが、其処しかないの一点張り。

結露ではないかと言うが、多量すぎるというし、最近、入ったように思うと云う。

モータの電源接続ボックスのネジが緩んでいたから、そこから水が入ったのではないかと

云うと、緩んでなかったという。しかし、昨夜は緩んでいたのだ。

更に、緩んでいてもゴム製のシールがあるから入らないという。

結局の所、原因不明だが、漏電は直った。

作業は分解し、ドライヤーでコイル等を乾燥させ、ベアリング交換、ポンプとモータのフランジを

接続するボルトを交換して終了。

二時間半程度の時間がかかったが、営業終了まで正常に動いた。

しかし、どう考えても分からない。

邪推すれば、第一当事者が、防寝台やポンプ、そこら辺の周囲をジェット噴霧器で水洗いした

のではないかと思う。根拠は豪く綺麗だから。

それと、メモにモータ等を拭いたとある。拭かねば為らぬ程、濡れた事はないし、

違う浴槽用のろ過器が破裂し、大量の水がモータ方向に噴出した時も、モーターは漏電しなかった。

そういう種類のモータなのだそうだ。

彼の不幸は、水洗い時に、電源ケーブル接続ボックスのネジが緩んでいて、そこから水が入った

のだろうが、誰がネジを緩めたのかという疑問も出てくる。