ざっと見ると、小沢派はマニフェスト尊重派、菅派は改定派だろう。
当然、筆者はマニフェスト尊重派というより厳守派なので、小沢派支持だ。
また、マニフェストが守れないと思えば、衆議院を解散し、新たなマニフェストを掲げて選挙すべきという意見だ。
サラリーマンの経験から言えば、口約束も契約という頭なので、マニフェストは立派過ぎる口約束だが、
従来、公約も契約なのだが、それを守らないのが常識となっていたこと自体が以上なのに気づくべきだ。
以前、小泉さんが、そんな公約大したことはないという答弁をしたが、これは大間違い。
彼が悪質なリホーム屋程度の認識しかないという恥ずべき首相だったのだ。
こういう認識、程度の首相が５年も政権にあり、国を傾けた、壊したのならまだよかったが、傾けたまま、
いい加減なリフォームで逃げ出したのだ。
この後を継いだ首相が次々と交代、そりゃ仕方が無い面もあるだろう。
壊したのなら作り変えたがよいが、傾けたまま、壊すに壊せず、ずるずると政権交代、当然に民主党も
壊せず右往左往、ここでやっと壊せる人が出てきたということだろう。
鳩山さんが壊し始めたが、他の大臣が悪質なリフォーム屋相当で、壊せず、それどころか、朱に染まってしまった。
その後をっ継いだ菅さん、ずぶの素人、当然、立ち往生。
素人らしく果敢に、参議院選挙でマニフェストを変更し、
さらにリホームするには他の業者も追加料金が必要と言っているとの事で、消費税上げが必要と無謀な提案をしてし
まった。国民の承認を得られず、敗退。
当然といえば、当然の敗退。
ここで出てきたのが、政治と金で脛に傷のあると思われている小沢さん。
彼は本当に壊してしまいそうなので、抵抗勢力が脛の傷を攻め立てているという状況下だろう。
テレビを見ていて、立候補を表明した時の
小沢さんの憂鬱な顔
それに比べて、菅さんの元気そうな顔、逆だろうと思うが、今後の流れへの不安と国政から一時でも逃げられた
という安堵の顔、皮肉だと思う。
小沢さんに望むのは、国民がまだ４００兆円程の貯蓄を持っている間に大胆な改革をやってほしいの一言だ。
例えば、普天間の無条件変換、それで抑止力が２０％失われてもいいじゃないか。
公務員の給与改定、平均で５００万ぐらいに下げてしまえ。
無駄、不要不急な項目の削除による埋蔵金の発掘。
高速無料化、１日中が難しければ、夜間は無料化するというのも手だろう。
子供手当ての満額支給、これで子供が増えれば、これ以上の将来への投資はない。
法人税のアップ、赤字企業は支払う必要がないのだから、上げたらよい。
就職難対策として、戦車、飛行機、艦船の購入は凍結して、技術系自衛官採用数の増加。
普通の事をやっていたのでは、改革は難しい。
ともかく、頑張ってほしい、選出される事を切に願う。
