HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

茨城県JA中央会の無能力

茨城県JA中央会が「口蹄疫(こうていえき)」の県内への拡散防止の要請を自民党の岡田参議院議員

にしたという朝日新聞の記事を見て、その本気度とその能力に驚いた。

県に民主党の議員がいないなら分かるのだが、農水副大臣がいるのに、何故だろうと考えると、

副大臣も岡田さんも今年の参議院選挙に出馬予定なので、選挙絡みなのは容易に想像がつく。

民主党に借りなど作りたくないという事だろうが、それでよいのだろうか。

要請を受けた岡田さんもどうするのだろう。

要請を直接役所に伝え、役人から副大臣、大臣に伝えるのだろうか、それとも、いきなり副大臣

要望するのだろうか、それとも、握り潰すのだろうか。

副大臣が気を悪くせずに、それなりの対策を望むのだが、宮崎ー茨城は遠いので、緊迫感がもてなく

対策をやったというJAの証拠つくりなのだろう。

民主党の信頼が落ちているのは事実なのだが、それにしてもJAの対応は御粗末すぎる。

組合員は怒らないのだろうか。

マスコミが騒いでいる程、遠方の農家には緊迫感がないということなのだろうか。

まさか、宮崎県も同じような動きだったりすると、もう悲劇を越えて喜劇だ。

余談だが、「口蹄疫(こうていえき)」の対策実施に自衛隊が出動しているが、これって、抑止力に影響が

ないのだろうか。陸上自衛隊だから影響がないのか、抑止力の低下割合が小さいのか、

抑止力ってのは不急なのだろうか、と考えてしまった。

しかし、宮崎のみならず、九州全域に広がり、作業に自衛隊員がかりだされて、彼等が疲労困憊して

しまえば、大きく抑止力を毀損してしまうと思うが、どうするのだろう。

抑止力維持より、口蹄疫対策優先と判断するのだろうか。

逆の判断をするのだろうか。

民主党、よく考えていた方がよい。

私の考えは、抑止力維持より、口蹄疫対策優先だ。

JAさん、面子より実利だと思うが、それは甚大な被害を受けた時に気付くが、それでは遅すぎる。

それと、頭を早く切り替えた方がいいでしょう。

民主党政権はあと4年はいやでも続くから。