HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

悪夢の参議院選挙での民主党勝利

参議院選挙で民主党が勝利すると、マスコミや評論家や世論調査屋はどうするのだろう。

選挙民が馬鹿だで済ますのだろうか。

勝敗ラインがはっきりしないと言い訳するのだろうか。

科学的根拠は何もない占い程度の予想(予見)だが、民主党が勝つような気がしているのだ。

案外に国民は馬鹿ではなくマスコミが騒げば騒ぐほどに、その信憑性に疑問を持つし、政策的な

反論や反証や提言のない野党にもうんざりしている上に、投票に行く人々は、食うに困る程、生活

に困窮している分けでもないし、将来の不安と云ったって、漠然としたものだろうからだ。

週刊誌を殆ど見なくなっているが、参議院選の4ケ月前だと言うのに、候補の当落予想もでない

のが不思議なのだ。それだけ、読めないということなのだろうか。

よく考えて見ると

1)赤字国債が44兆円(?)もある予算だというが、成らば、歳入分だけで予算を組めというのだろうか。

すると、50兆円(?)が予算額となるが、そんなことで国が成り立っていくのだろうかと誰しも思うし、

民主党の目玉政策分をゼロにしても、赤字国債を34兆円(?)ほど発行しなければならないが、

44兆円と34兆円でどう違うというのだろう。

違うという説明が野党よりない、ただただ、国の借金が増えるの1点、反論、反証になっていない。

2)政治と金の問題も、首相と幹事長が辞めない責任を取らないと攻め立てられているが、

野党議員はそれほどに綺麗なのだろうかと誰しも思っている。

単に、検察や警察が見逃していると思ってしるし、現に首相と幹事長も彼等が野党時代には見逃されて

いたとも思われる。見逃していたのは、殺人や強盗や詐欺とは明らかに違うからだろう。

ただただ、政治資金規正法という後付というか、倫理、道徳に基づく法に従っているからで、20年、30年

前には問題にもならなかった事件だからだ。

捕まえるなら、収賄だとか、口利きでという思いもあるからだ。

3)普天間の移設もそうだが、誰しもも自分の所には来て欲しくないと考えている。

平和ボケしているのかも知れないが、防衛問題は、専門家が騒ぐほどに国民は重要視していない。

日本の周囲で戦争が実際に勃発するとは思っていないし、勃発した場合にも、国内に基地がない方が

よいと考えている国民も多いだろうし、米軍が駐在しようがしまいが、相手国が戦争を起こす決断を

した時には戦争が始まる。真珠湾攻撃がそうだろう。

何も好き好んで攻撃した訳ではあるまい、已む無く、攻撃したのだろう。

普天間基地も移設先がないので、撤退をと言えば、アメリカも日本国民も、その方針に従うと思う。

何も悩む事はない。

正直にそう云えば済むことだ。

4)マニフェストの不実行

これは国民に対する詐欺で許せないと思っている、特に、民主党に投票した者は。

高速は無料化を約束していたが、財源云々で、値上げだそうで、こういうのを盗人猛々しいという。

財源がないなら赤字国債を出すなり、国有財産を売り払い、資金を作ればよいだけで、これが、真面目な

国民や日本の会社の生き様、完全にその精神を逸脱している。

民主党に覚悟がないという事で、これはどうしようもない。

5)首相の発言が二転三転するのは、

多分、小泉元首相を真似て、ワンフレーズで話しをしようとしているからではないかと思うし、

民主党はわいわいがやがやと議論する政党らしいから、そいうい意味ではリーダーシップは発揮し難いと

思うと何ともない。リーダーシップを発揮しすぎる幹事長は独裁だと言われる。

民主党らしくないからだろう。

6)大臣がさまざまなことを云い、ばらばらだと比喩されるが、これも当然だろう。

だって、次官会議が廃止され、大臣自らが閣議や閣僚懇談会で意見を戦わすのだから、当然ではないか。

実際、閣議で決定した事にゴタゴタ云っている大臣他はいないと思っていからだ。

今までの方がおかしいのだろう。

マスコミや評論家の頭の切り替えがなされておらず、昔の認識で、色々物事を見るから騒がしいのだ。

7)民主党の大臣他は急速に力を付けると思うのは、大臣達が直接に意見を戦わすからだ。

その結果、自分の所掌範囲の事も、耳学問かも知れないが知識は構築されていく。

何でも答えられる大臣が生まれる可能性を秘めている、端的に云うと、首相候補の育成だろう。

そういう点では、若い首相が生まれ続ける素地になるのかも知れない。

但し、本当に議論されているならばだが。

本当に議論され、各大臣が各分野の知識を吸収していると、益々、バラバラ感が強くなるが、万人に受け入れ

られよい政策が出来ていくと思う。

一言で云うと、生むの苦しみを味わっているということだろう。

8)子供手当ての支給は将来に借金を残すから反対との意見には驚く。

これは1)の事に関係するが、歳出を歳入並みに下げろというなら分かるが、そいう人に限り、保育園、幼稚園

を造れというようだ。これも将来に不良資産を残す、だって、少子化が進行するのだから。

無駄遣いは良くないが、子供手当てと幼稚園の建設、どちらが無駄かは、スパンにより変わるので難しい。

保育園が不足しているという人達の多くは、働きたい、共稼ぎしたいという母親だろう。

これもエゴといえば、エゴ。

専業主婦の人には、そう困らないだろうから。

以上、思った事を書いたが、これぐらいのこと、国民には分かっていると思うので、

表題の「悪夢の参議院選挙での民主党勝利」となったのだ。

筆者は「マニフェストの不実行」がすべてで、約束を実行しない政党には野党に転落して欲しいと思う反面

もう少し、好き勝手にやらせてみようという気持ちもあり、複雑だ。

他のブログで書いたが、国の歳入を補う為に、税金を上げるのと、国債を発行するのがどう違うかが

分からない。国債は誰も買わなくなる、税金は払えなくなる、同じ事だと思う。

物置小屋修理が優先なので、

ジョイフル本田へ木材を買いに行く時間が来たので、書くのを止める。