HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

中井問題、郵政問題で騒ぐマスコミが面白い

タイトルの通りで”中井問題、郵政問題で騒ぐマスコミが面白い”という見解だ。

中井公安委員長の問題を考えて見ると

1)6年も付き合ってる女性に合鍵渡して何が悪い・・・・・その通り

2)地震の時に女性と映画をみてた・・・・・関係者にはその旨を伝えていたようで、何か問題あるかな

3)路上でチュウ・・・・そういう写真を撮る方がカス

4)白タク利用・・・・店側が呼んだらしいが、金は払ったのかな、払ったなら料金はどう決めたのだろう

5)女性との交際・・・・独身だそうで、いいじゃないか

6)委員長と付き合う女性の素性・・・・・中国人でも北朝鮮人でもいいじゃないか、スパイでも

何か責めるなら政策とか無能ぶりとかそういう点で追求するようにマスコミも切磋琢磨すべきだろう。

ワイドショーで中井公安委員長になってから、取調べの可視化が進まないのは、警察にそういう弱みを

握られているからではないかという発言をする人がいたが、責める相手は彼ではなくて、そういう弱み

で脅してくる相手だろうと思う。

完全にピント、常識が違う、これでは誤報道がなくなるはずがない。

亀井大臣の問題の方は、

1)云った云わないのレベルではなく、首相は了解したのだろうが、本人が了解しただけで、それで閣議

首相が説得するという意味での了解ではないと考えるとすっきりする

”話は聞きました”という意味での了解・了承、根回しは受けましたという意味での了承のたぐい

2)首相がこういったああいったで話が纏まる内閣でないのは100%承知のはずなのに、何を騒ぐ

3)貯金の限度額を上げると何故、民営圧迫になるのかが理解不能だし、民営圧迫が何故悪いのかと

いう点も理解できない。そういう事が出来ないなら国営は赤字というのを認めるということなのかな

4)消費税分500億円を免除するという方針らしいが、これはよくない

5)非正規社員10万人を正規社員化するという事は結構なことだろう

非正規社員という存在自体が間違っているが、給与が正規社員=非正規社員という会社もあるが

違う点は1年契約か継続雇用かという所で、郵政の正規社員化もそういう点を議論しないと駄目だ

6)閣議で決まった結果だけが表にでるという自民党時代のやり方で見るから理解できないのだろう

これから議論すればよいのであって、その中で、方針も変遷していくのが、分かりよくてよいと思う

上の二つの問題では、騒ぐ方が旧来のイメージにとらわれ過ぎているのだが、

鳩山さんより亀井さんが首相になって、バンと方針を示し、その方針に閣僚が異議を唱えて、議論し、

首相の方針が少しずつ変遷していくというやり方が、多くの日本人が望んでいるリーダーシップの発揮

という分かったようで分からない手法が今の日本に必要なのだろう。

かえすがえすも残念なのは、小沢さんが代表を下り、鳩山さんが代表になり首相になった時点で、

改革が挫折、頓挫、右往左往の状況になってしまった、大いに国益を損したと思う。

此処で云う国益とは、急速に改革、変化を成し遂げて、国の姿を変えていくという意味だ。

”黒い猫でも白い猫でもネズミを獲る猫はよい猫だ”の逸話を知らなかった人達が黒い猫にはネズミを

獲らせない、黒い猫にも白い猫にもネズミを獲らせないというのが、国益だと思う人達に民主党

負けてしまっているのが現状なのだろう。

”黒い猫でも白い猫でもネズミを獲る猫はよい猫だ”と思っている筆者は民主党を応援している心算

なのだが、マニフェストを実行しないのに心がなえて、参議院選挙ではどうしようと悩んでいるのだ。

中井問題、郵政問題で騒ぐマスコミは、小泉流に言えば抵抗勢力だし

財政赤字で国が破綻すると言う人達も抵抗勢力なのだろう。