HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

先祖代々のお墓移動

息子の事を書くと、お墓をどうするかで、妻ともめたのを思い出すし、常にもめている。

妻は、私の実家の墓、妻の実家の墓はそのままで近くに新しい我々の墓を作ろうという考え。

冷たいというか合理的というか、刹那的というか、本心かはともかく理解不能

私は長男、妻も長女で、御互いに家を継ぐ(墓を継ぐ)者がいない状況下にはある。

妻に妹が1人いるが、子供がいない。

我が家も息子はいるが、家を継ぐような状態ではない。

私の弟も、独身で、跡取りもいない。妹は嫁に行き、ガンで死にそう。

徳島の墓は敬台寺という日蓮正宗の寺にあるのだが、それを茨城のお寺に移そうとする

のだが、妻の方は神道で、寺は嫌だ、公園墓地にしようという。

霊魂等信じないのだが、何年ぶりにか墓に行っても間違わないで行けるので、不思議だと

いう感覚があるので、そう手軽に墓を移せないのだ。

新しい墓地は水戸に広々とした土地を確保している。

こういう問題が発生する前、10年いや20年前に、私の墓と妻の実家の墓を、その墓地の

なかに並んで2つ建てようと計画し、妻の父親が購入したのだ。

妻の実家の墓は江戸時代からあり、当然土葬、それを集約(?)して水戸に移し、

長女を嫁にした責任の一環として、墓守をしろという要求で、了解していたのだが、息子が

あてにできなく、妻の実家の墓は、そのままにし、一族に面倒をみてもらう方向に変更した

ようなのだ。そういう意味で墓地は空いたまま。

公園墓地といっても、そういう墓地なのだろうが、徳島の墓をそういう所へ移せるのだろうか。

徳島では日蓮正宗で移動のお経を上げ、茨城では祝詞とは行かないだろうし、

徳島では日蓮正宗で移動のお経を上げ、茨城では例えば真言宗とも行かないだろう。

骨になった者がお経など分かるはずがないのだが、抵抗を感じてしまうのだ。

敬台寺にある墓を無縁墓(?)にしてしまうのも手なのだが、そうは言っても、、、、、。

祖父が多分改宗したので、墓を先祖伝来の所より移さざるを得なかったのだろうが

本来なら妻の実家のように、一族郎党の墓地群にあるのが本旨なのだろう。

しかし、あの世ってあるのだろうか。

もしも在って、あの世で先祖と会うと、責められるのだろうか、それとも長男の判断、何が

不満かとしらを切れるのかな。

こういう事を考えるようになったので、老いたなと思う。

チョコレートをくれた孫娘に考えを刷り込み、墓守させるか!?。

娘にあと2人ぐらい子供を作らせ、名目上、2家の名前を継がせて、墓守させるか。

墓なんてどうでもよいか!!!!!!!!!。

4歳若い妻が私より長生きするのが普通なので、ほったらかしが正解かな。