「検察と戦って下さい」の何処が不見識か
民主党が政権を取って未だ1年も経過していないこの時点で、政府が検察、警察、裁判所を
掌握できていないのは実際だろうし、仕方がないだろう。
武力革命で政権を取ったり、そうでなくても政権が変わると、そういう組織の幹部連中が
入れ替わる国ならともかく、日本では彼等の任期がくるまで代えられないのだから。
当然、そういう人達は、手を代えたり、品を代えたりして抵抗したりするのは当たり前。
小泉元首相の言葉を借りれば、抵抗勢力ということだ。
民間の会社だって同じ、社長が変わっても、役員連中が変わらないと会社は代わらない。
しっかりした社長でないと、社長自身がチェンジされてしまう。
同じ事が、行政府内で起こっているのだろう。
そういう意味で、「検察と戦って下さい」は不見識どころが、指示なのかも知れないし、
検察が内閣の意向など無視して暴走しているのかも知れませんぞ。
ただ、内閣の意向を無視するのが、正しいかも知れないのだが、それには、我々は静かに
時間を掛けて、見守るしか方法はないだろう。
マスコミが騒ぐのは仕方がない、それが彼等の商売なのだから。
我々がそれをおかしく面白く見るのも結構だが、騙されてはいけないということだろう。
逆から見れば、
検察は小沢氏が仕込んだ罠にかかったとも考えられる。
私ならそういう罠を仕掛け、時期がきたら働かし、一網打尽に代えてしまう。
策士ならそういう事をする。