女房が病気の娘の所へ通いだして、改めてその便利な存在であった事に気付いた。
1人ならなんという事はないのだが、統合失調症の疑いがある息子が居るので、飯の
用意をしなければならないのだ。これが面倒で面倒で。
子供の頃から偏食で、あれは嫌い、これも嫌いで、食べるレパートリーが狭いのだ。
毎日、トンカツ弁当にすればよいのだが、此方が飽きてしまう。
此方も同じものは2回続けて食べない主義なのだ。
一昨日か、トンカツ弁当とカツカレー弁当を買ってきて、どちらでも選べというと、迷うこと
迷うこと、其の姿、見てると病気かなと思ってしまう。
そういう息子を適切に扱っているのだから、凄い。
私も意地悪で、選択に迷うような弁当しか買ってこない。そして選ばす。
女房は、選択に迷うような物は買ってこない。
偉いのかアホナのか、息子の好きな物、自分の好きな物を買ってくるのだ。
肉体的に疲れるはずがないので、精神的に疲れているのかな、それで、娘の所と実家へ
すっ飛んでいく。
目覚まし時計としても、便利だ。
目覚まし時計が無くとも、時間に起きられるのだが、安心という点ですごーく貴重だ。
職場の女性だと、話しかけられると真ともに話しておかないと面倒が生じるが、女房は
適当にあしらっておいて、面倒が生じても、「愛してるよ~」で済む。
更にケーキでも買ってやるととても喜ぶ、ま、それほど日頃何もプレゼントしないけど。
これを書いている今、娘の所から帰ってきた。
明日は午後から娘の所へ行き、泊まってくるというので、どうぞどうぞ。
理由を聞かないのかという顔をするので、「エー、困るな、何故だ」と聞くと、嬉しそうに
「娘の旦那が、病院の清算に埼玉へ行くから」だと云う。
病院に一時金として、6万円程を支払い済みで、9日が期限なのだそうだ。
娘夫婦にとっても便利な存在なのだろう。
大事にしようと、今、は思う。
もう少し、ぴちぴちしてると最高だし、ヘタな化粧はやめ、かつら被り、腹も引っ込ませると
いう事ない。
腹の出っ張りは病気だと思うので、医者へ行けというが行かない、そういう意固地な所
もあるが、押しなべて従順かな。
30数年の教育成果か、此方が飼いならされた結果かどちらかだろう。
ともかく便利だから、嫁を貰うことを推奨する。