中国要人との陛下との特別会見でのごたごたで分かった事は、陛下の体調がかなり悪いという
ことだろう。
ご静養または入院をお願いするのが筋ではないかと思う。
御元気であるのならば、宮内庁の内規を盾に、会見をしないというのは、思い上がりだろう。
そんな事を認めていたら、官庁改革などできもしない。
内部告発をした者の首を取るのは如何なものかと思うので、任期までは仕方がない。
しかし、思うに、アメリカ大統領の来日が遅れた時、陛下との会見日時も伸びたのではと
想像するが、こちらは宮内庁の内規に違反しないのだろうか。
一旦申し込んでおけば、以降の日程変更は随時に可能というなら、それは酷いものだ。
また、天皇の政治利用はしてはならないというのは一般論としては分かるが、
外国の要人との会見が、それに当たるのならば、申し込みをされた外国要人とは全て会見
しなくてはならなくなってしまう。
これでは、忙し過ぎるのではないか。
健康を害する一要因だろう。
世界に137ケ国(?)だったかの国があるとすると、1回/年にそれらの国から要人と称する
方が来られて、会見を求められると、3日/回実施、多忙すぎる。
2回/年がと、ほぼ毎日、休みもなくなってしまう。
宮内庁はなにを考えているのだ。
政府が政治的判断で取捨選択をしなければならないのは自明で、それを政治的利用と
言われてしまうと、絶句してしまう。
多分、自民党時代も取捨選択をしていたのだろうが、内部告発が無かったというのが実際で
はないのか。
今後の対策としては、そういう内規は廃止し、政府が会見を必要と政治的判断をした会見だけ
を、陛下との日程が合えば行なうようにするのが正しいことだ。
小沢さんの記者会見をみて、
小沢首相、鳩山官房長官が最善な内閣だったと強く思ってしまった。
献金問題で党首を降りてしまった(降ろされてしまった)のが、改革の挫折、新しい国益の創出
機会の亡失、なんとも残念だ。
既得権者からみると大成功だったのだが、確実に将来への損失だった。