HIGASHIMURATA’s blog

東村田昭の備忘録

政権交代間近

8月30日に衆議院選挙があるようだが、無駄な1ヶ月を待たねばならぬのは残念だ。

もう1年も待っているのだから、後1ヶ月ぐらいはなんだとも思うが、やはり壮大な無駄時間だ。

諸外国では政権交代が起こると推認しているので、外交交渉等が停滞するのは目に見えて

いるし、現政権が駆け込みで色々批准されても困る。

これで散々云われてきたネジレもなくなるが、

民主党自民党負の遺産を整理するという大仕事に当面忙殺されてしまう。

当然、官僚の抵抗の中で、色々な情報がリークされたり、偽りの情報が流されたりするし、

サボタージュも当然だろう。

マスコミの新政権攻撃も激しくなり、国民はその面白可笑しいニュースに踊らされてしまうだろ

うが、政権支持率が10%台に落ちても、投げ出さなかった麻生政権時代の渋とさを思い出し

て欲しいものだ。

普通に、正直に政権運営をしていけば、国民は納得し、痛みに耐える。

想定される一番大きい痛みは

1)無駄使い撲滅による甘みを甘受していた企業の業績悪化

2)それに伴う大企業社員の収入の低下と人員整理

だろう。これにより企業経営者は経済の悪化を宣伝することになるが、笑って見過ごす度量が

必要になるが、この不安をやり過ごすのが、国民最大の痛みに耐える事になる。

これは無駄撲滅が大きいほど大きいが、良い事なのだ。

都議選は民主圧勝と新聞が報道しているが、圧勝ではないだろう。

僅差で勝ったというのが実際だ。

民主党単独で過半数を持っていないと、都政をガラっとは変えられない。

衆議院選挙も民主党単独過半数をとらないと、スピーディな変革は難しい。

衆議院選挙まで後1ヶ月以上あるようだから、候補者の勝てる人への入れ替えと、全ての

選挙区に候補を立てるように頑張って欲しいものだ。

国民新党社民党共産党と協力しあうなという事ではないが、単独過半数を是非とも

目指して欲しいのだ。

ただし、決して、自民党公明党とは談合しないことを誓ってほしいのだ。

彼等と談合していては何も変わらないからだ。